きょうは、ちょっと刺激になるアーティクルを読んで、感じたころがありました。実は、そのアーティクルに書かれていることは、ほぼ毎日に近く、考えていることなので、すごく共感したというか、再考したという感じなのです。

何を再考したかというと、自分の音楽歴などについてなのですが、大きな変化が訪れたのは、やはりラジオからPV中心になった1980年代、そしてレコードを買わなくてもよくなった(昔はアルバム1枚かけてくれるラジオ番組とかありましたが)、「レンタル」という発想が生まれた時代です。

それでも、アルバム1枚聴いて、トータルなメッセージを得て、直接的にはみえないメッセージやエッセンスを吸収していたと思います。

いまや一曲単位で購入できてしまったりする時代。アルバム全体のコンセプト、アーティストのトータルなメッセージとか消えつつあるのかなと思うと寂しい気持ちも少々あります。

つい先日も、最近の音楽がすごく聴きやすいし、おしゃれだったりするけれど、声以外なにが違うのかなっていうような、もう取り残されちゃったような会話をしていたのですが、アーティストおよび仕掛ける側のひとたちの、「どうしても!」っていうような思い入れも変化しているのかなと思っているところです(ゴメンサイ、最近のひと。わたしの発言は過去のひとって感じって思ってもいいです。でもガンバテください)。

わたしは、音楽体験はやや年上の方たちとも共有していたりもするのですが、ウッド・ストックのような時代には遅く、商業音楽の変遷をみてきたような世代かも知れません。でも、小学生ではかなりの夜更かしさで、一生懸命ラジオを聴いていました。大のお気に入りだったのは、ラジオ関東の『全米トップ40』、湯川れい子さんみたいになりたいなぁ、とかなり長い間思っていたものでした。

やや年の離れた姉がいるので、洋楽体験走りだしは、姉とほとんど同じものを聴いていたのですが、直接的な影響を受けず好きになったアーティスト第一号は、クイーン。出会いは、ラジオです。

ラジオで出会い、深く好きになっていったアーティストがたくさんいました。

この『レディオ・ガ・ガ(Radio Ga Ga)』は、衝撃的なクイーンとの出会いからずっと後の作品ですが、わたしのラジオへの思いを代弁してくれているような作品なので。

(投稿:日本 2009年9月6日、ハワイ 9月5日)


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