きょうは、『ハリーズBAR』を聴きたくなりました。作詞は安井かずみさん、作曲は加藤和彦さん。1984年のアルバム『ヴェネツィア』より。

 (略)
 子供たちの遊ぶ広場を抜けて、あてない午後
 他人が振り向くほど
 淋しくないと、口笛吹く

 例えば、君とハリーズBAR
 いつもハリーズBAR
 あの頃、君とヴァイオリン
 甘いヴァイオリン見つめていた
 ふたりなら何処にいても人生になる ♪

 (略)
 ふと君がそばに、居る気配に振り向いては
 そんな筈もないと苦笑いして誤魔化してる

 例えば、君とハリーズBAR
 酔えばハリーズBAR
 喧嘩をしたり
 あの頃、君とシンフォニー
 愛のシンフォニー奏でていた
 ふたりなら何をしても人生になる ♪

加藤和彦さんと安井かずみさん、お二人共同での唄の数々が大好きです。そして、以前にも書いたことがあるかも知れませんが、お二人そのものが大好きで、憧れ。よく、雑誌やTVの取材でも取り上げられていましたが、加藤和彦さんがお亡くなりになり、また、お二人にまつわるストーリーを耳にしたり、目にしたりすることが、増えてきました。

あれから少し時間がたって、心に残っているお二人の言葉などを思い出し、そして、その言葉をシェアしてくださってる、お二人を好きだった方々の執筆なども最近たどっています。

先週も思いがけずすてきなお話をみつけました。「ミュージック・マガジン(MUSIC MAGAZIE)」12月号では、ライターの岡村詩野さんが、『あの頃、マリー・ローランサン』についてのコメントで、加藤和彦さんがおっしゃられた言葉に触れていらっしゃいました。そのまま抜粋させていただきます。

 "「かずみがいないと歌詞がね」。今年、取材の際に新作ソロを希望する筆者の質問にそう答えたときの淋しげな横顔は今も忘れない。"(岡村詩野さん、筆)

この加藤さんの言葉、心の底からの気持ちだったと思うので、なんか涙がでてきてしまいました。創作活動においては、自分の一部がまるで無くなってしまったような感じがあったのではないかと。

そして、数日前には、I-LOVE-NOBUKOさんという、やはりライターさんなのかなと思われる方が、温水ゆかりさんが書かれた『デリカ・ピープル』という雑誌の記事、安井かずみさんのインタビューについて語られているものをみつけました。こちらもそのまま抜粋させていただきます。

 "記事から抜粋。『歌は詞とメロディーの結婚だと思うんです。だからよりよい結婚をさせようとしたら、他人同士と組むよりも、たまたま夫婦の私たちは余計な礼儀を省ける分だけ手間ヒマかからない。いいパートナーだと思っている』と書かれている。" (「安井かずみさん『歌は詞とメロディーの結婚』加藤和彦さん」10月20日)
http://nobukococky.at.webry.info/200910/article_13.html

こちらにも、痛く感動してしまいました。このブログには、その他にもわたしが、安井かずみさんに憧れているのと同じ気持ちのような細かい記述もあって。この筆者の方の気持ちにも打たれました。

その中にあった、一文で、加藤和彦さんとの話ではないのですが、「あぁ、やっぱり安井かずみさんはすてき」と思ったものもあったので、ここに。

 "安井さんは『私の詞は、全部実話。実体験なんです。作詞家っていうのは生活者でなければいけないと思っているんです』と語っている。"
長くはないけれど、とてもいろんな気持ちが入った言葉。

加藤和彦さんと安井かずみさん、お二人、いま頃いろんな話をされているのではないかと思うのです。

(投稿:日本 2009年11月30日、ハワイ 11月29日)

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昨日、11月28日にJCBホールでコンサートがありましたが、やはり今回も行きませんでした(禁止ではないのですが、どうもこどもを置いてライブに行けない)。

ライブをやっていた時間には、今年初めてというイルミネーションをみがてら、東武動物公園にいました。動物公園といっても遊園地もあるので、時間が遅めだったということもあり、動物たちをみたあとは、遊園地で懐かしめの乗り物にのったりして。こどもは日本移住後2度目、以前来たのを合わせると4度目なので、一番多く来ているところかも知れません。わたしは、帰国後は初めてだったので、懐かしめの乗りものも楽しく。

遊園地のそんな感じの乗りものシーンがとても印象的な映画『大人は判ってくれない』を思い出しました。

10代の頃、名画座で観た映画『大人は判ってくれない』、きっかけは、同名の曲が収録されているムーンライダーズのアルバム『カメラ=万年筆』。

『カメラ=万年筆』、曲の内容は必ずしも映画にそっているという訳ではないのですが、収録曲が全部映画のタイトル。中学、高校とよく観ていたヌーヴェル・ヴァーグ系映画のガイド的アルバムでもあります。このアルバムから、数曲、動画で紹介できるものを集めてみました。順番は、アルバムの曲順とは異なります。

まずは、『太陽の下の18才』。カトリーヌ・スパーク主演、カミロ・マストロチンクェのイタリア映画『太陽の下の18才』、ジミー フォンタナの『GO KART TWIST』カヴァー。



こちらは、キャロル・リード監督、アントン・カラスの音楽で有名な映画『第三の男』から始まり、作詞:鈴木博文さん、作曲は:鈴木慶一さん、ご兄弟作品『彼女について知ってる、二、三の事柄』。先日、Twitterでもポストがあったのですが、すごくよく覚えてるんですよね、この映像。何でみたのかは覚えていないのですが。ジャン=リュック・ゴダールが監督の『彼女について知ってる、二、三の事柄』と同名。



そして、『欲望』、作詞、作曲ともに慶一さん。映画は、ヤードバーズがライブハウスシーンで出演しているミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。音は、佐藤奈々子さんとのスタジオライブ。



全曲の動画はあつめられなかったので曲名リスト。
このアルバムについて書こうと思ったきっかけの『大人は判ってくれない』はなしなので。このリストのあとに映画のトレイラーを。

1. 彼女について知っている二、三の事柄
2. 第三の男
3. 無防備都市
4. アルファビル
5. 24時間の情事
6. インテリア
7. 沈黙
8. 幕間
9. 太陽の下の18才
10. 水の中のナイフ
11. ロリータ・ヤ・ヤ
12. 狂ったバカンス
13. 欲望
14. 大人は判ってくれない
15. 大都会交響曲


フランソワ・トリュフォー監督、ジャン=ピエール・レオ主演の『大人は判ってくれない』。 初めてみたのは、高校生の頃。とても印象に残る、いい映画でした。やっぱりトリュフォー、いいですね。



こどもの頃、よく行っていた遊園地は、この映画にでてくるようなイメージの遊園地ばかり:「花やしき」、いまはもうない「多摩川園遊園地」(多摩川園に遊園地があったことすら知らないひとも多い)、同じくもうない「二子玉川園」。

(投稿:日本 2009年11月29日、ハワイ 11月28日)


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ミュージック・マガジン(MUSIC MAGAZINE)の加藤和彦さんの追悼特集、昨日読み終えました。くり返し読んだりしていたページも多く、5日間もかっかてしまいました。36ページにわたるこの特集、読みながら、加藤和彦さんの姿が浮かび、音が聴こえてくるようなすてきなものでした。

アルバム未収録の作品などは、この特集で知ったものも多く、これから、まだまだ聴いていきたい作品がたくさんあります。

その中で気になったのが、初期の作品で、同特集でも触れていた昭和44年(1969年)の作品、『チッチとサリー』。

このデュエット曲、みつはしちかこさんの漫画、『小さな恋のものがたり(チッチとサリー)』にちなんだもので、ユニット名も同じく「チッチとサリー」。作詞は、秋野由美子さんと漫画原作者のみつはしちかこさん、作曲は加藤和彦さん。

加藤和彦さんが、「サリー」、「チッチ」は、一般から公募された翁玖美子さん。背がお高くてらっしゃる加藤さん、「サリー」的です。なんだかほのぼのとした感じで、とてもやさしい気持ちになれます。B面、『カフェ・ルモンドのメニュー』も聴いてみたいのですが。

この漫画『小さな恋のものがたり(チッチとサリー)』も懐かしいなぁと。こどもの頃ではありますが、近所のお医者さんの待合室にあったので、読んでました。

でも、だいぶ後、昭和59年(1984年)、テレビでもやっていたのは、知りませんでした。主題歌は別の曲が使われていたようです。



(投稿:日本 2009年11月28日、ハワイ 11月27日)

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きょう、伊勢丹の「HowTo Make Wonder Christmas」というクリスマス絵本のようなサイトをTwitterのTLで目ににしました。このイラストをみていたら、藤城清治さんの影絵の世界が、ふと浮かんできました。

藤代清治さんの影絵は、こどもの頃を思い出させてくれます。影と色を使って表現されるメルヘン、西洋的な感覚と日本ならでは美が融合したすてきで、ちょっと不思議な世界にいざなってくれます。木馬座との活動でのぬいぐるみ劇『ケロヨン』なども有名ですね。その他にも、影絵劇をいろいろ手がけてらっしゃいます。

CMでは、この「宇津救命丸」。
宇津救命丸~
あかちゃん、おねんねくぅくぅ夢の中♪

どなたにもおなじみの小児用お薬と思っていたのですが、関西では「宇津救命丸」あまりおなじみではないそうです。

関西では、こちらの方がおなじみだとか。わたしのお気に入りCMのトップに入る関西ローカルCM『パルナス製菓』。以前に触れているのですが、きょう、調べていて藤城清治さんの世界なのだときづきました。
http://cm-song-movie.blogspot.com/2009/07/blog-post_24.html

そして、またどうしてもみたいのが、東京電力の天気予報なのですが、そのままの映像がないようなのです。残念。大好きだったのです。でも、東京電力の天気予報でも、ある時期、1960年初演の作品、海に落ちたピアノの一部分が使われていたように記憶しています。

藤城清治さんの世界、やはりすてきです。影絵劇の作品もちゃんとみてみたいなぁと思います。

「銀河鉄道の夜」昔の作品ですが、のDVD化され発売されているようです。



(投稿:日本 2009年11月26日、ハワイ 11月25日)


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昨日、11月24日、作詞家の丘灯至夫(おかとしお)さんが永眠なされました。数々の昭和ヒット曲をお書きになり、その数は1200曲以上ののぼるそうです。

『高校三年生』、『高原列車は行く』、『東京のバスガール』などが代表作としてあげられますが、おなじみのアニメソングもたくさん。

『みなしごハッチ』や『ハクション大魔王』などのテーマソング、そしてあの『猫ふんじゃった』も、丘さんの作品なのですね。

あのハワイのロコたち、そしてわたしたちのヒーローである「キカイダー」の挿入歌も丘灯至夫さんの手によるものだと知りました。(オープニング作詞は、原作者、石森章太郎さん、エンディング作詞は八手三郎 さんです。)作曲は、すべて渡辺宙明さん。

トップにあるのは、『ぼくらのキカイダー』、丘 灯至夫さんと大船進さんの共作です。
オー・レッド・アンド・ブルー
オー・レッド・アンド・ブルー ♪
映像、ビジンダー(志穂美悦子さん※ビジンダーの登場は『キカイダー01』)もちゃんとででいます。

『キカイダーは行く』、詞は、丘灯至夫さんと田中守さんの共作。



『ギル博士の歌』、島津昇弌さんとの共作。この曲、覚えていないのですが、こうして聴いてみると、ギルの応援歌っぽいです。



『悪魔が今日も笛を吹く』、こちらは丘灯至夫さん、単独での作詞。



最終回で流れる『春くれば』、唄はジロー役の伴大介さん。ジローのイメージ、そして最終回にふさわしい、すてきな曲。ミツ子さんと一緒に「ジロー!」とさけびたくなるような感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=m3SSLeOFONg


丘灯至夫さん、もともとは、日本放送協会(NHK)や毎日新聞社に勤務されていたジャーナリストでらしたんですね。作詞家として活動されていた間も、毎日新聞社に籍を置かれていたそう。1988年には、芸術文化功労、勲四等瑞宝章を受賞されています。

すばらしい唄を残してくださった丘さん、安らかにお眠りください。ご冥福をお祈りいたします。

(投稿:日本 2009年11月25日、ハワイ 11月24日)


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1991年11月24日、クイーン(Queen)のフレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)が他界されてしまった日です。お亡くなりになった原因は、エイズ、HIV感染合併症によるニューモシスチス肺炎(カリニ肺炎改め)でした。フレディの死は、ショックでした。キース・へリングが亡くなったあとでしたし、世間でもエイズに関しいろいろ話され、まだわからないことも多かったときです。まだまだ若く、才能がとてもあり、多くのひとびとに感動を与えた方でした。

クイーンは、わたしが、いわゆる洋楽(いまはこの「洋楽」って響きもちょっと古い感じですが)を聴きはじめてから、初めて自分が「あっ、このひとたちすごくいい!」と思い、好きになったロックバンド!
(もちろん、それまでに聴いていたベイ・シティ・ローラーズやABBAも大好きでしたし、今でも好きですが、どちらも姉の影響などがあり、一緒に聴いていたのでした。)

クイーン、大好きな曲はたくさんありますが、ファン宣言をした思い出の曲、『バイシクル・レース(Bicycle Race)。作詞・作曲ともにフレディ。

当時、まだ多くのアーティストたちが、PVをつくっていたわけではないと思うのですが、クイーンは、この『バイシクル・レース』で話題のPVを作成。

イギリスのバンドでは、ありますが、全世界的なヒットを次々とおさめていった、クイーン。気になり始めたのはいつごろかはっきりとは覚えていないのですが、ファン独立宣言をしたのが、この曲。当時の音楽仲間は身内、自分の姉だったのですが、クイーン、曲はいいし好きだけど、ルックスがちょっとToo Muchだ、というようなことを申しておりました。

ラジオでも聴くことはできたのですが、どうしてもレコードが欲しかった。

父の秋葉原ショッピングに、一緒についていくと石丸電器のレコード館に立ち寄ってくれたので、お願いして、アルバム『ジャズ』、そして、その前の3作もほぼ同時に買ってもらい。ラジオのみではなく、レコードでも聴くことができるように。

『バイシクル・レース』のPVは、掲載のものと、もう1ヴァージョン。こちらは、もう少しシンプルです。放送できない国などもあるため、2ヴァージョンつくったらしいとのことです。

http://www.youtube.com/watch?v=1QyXiR4HP8k&feature=related

We still LOVE you, Freddie!

(投稿:日本 2009年11月21日、ハワイ 11月20日)


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本日は、こどものころに住んでいた町の近くの酉の市にいってきました。下町モードです。

昨日の『時間ですよ』につづき、本日も昭和を代表する下町舞台のファミリードラマ。『寺内貫太郎一家』と『寺内貫太郎一家2』のオープニングと劇中歌を集めてみました。

『寺内貫太郎一家』は、わたしが住んでいた町の隣町、谷中の石屋さんを舞台にしたドラマということで、放送当時、家族みんなが、視てました。わたしは、午後9時からの放送と小学校低学年しては、遅めなのでダメといわれてましたが、姉と一緒におじいちゃんの部屋でこっそりみてました。ちゃぶ台での食事シーンが有名ですよね。ひっくり返しの。

向田邦子さん脚本、久世光彦さんプロデュースの作品。
小林亜星さん、加藤治子さん、西城秀樹さん、悠木千帆(樹木希林)さん、堺正章さん、浅田美代子さん、伴淳三郎さん、左とん平さん、由利徹さん、梶芽衣子さん、藤竜也さん、谷啓さん、篠ひろ子さん、そして横尾忠則さんも出演されてました。

『寺内貫太郎一家』オープニングソング



樹木希林さんによる「ジュリ~」。



劇中挿入歌、浅田美代子さん『しあわせ一番星』作詞:安井かずみさん 作曲・編曲:筒美京平さん



浅田美代子さんの『虹の架け橋』、西条秀樹さんとのデュエットです。作詞:安井かずみさん 作曲:都倉俊一さん



『寺内貫太郎一家2』では、谷隼人さん、風吹ジュンさん、池波志乃さん、今陽子さん、坊屋三郎さん、そして上村一夫さんも出演。

映像が見つかりませんでしたが、『寺内貫太郎一家2』では、風吹ジュンさんが、『23才』(作詞:安井かずみさん、作曲・編曲:三木たかしさん)を劇中で。このドラマの劇中歌、大好きな安井かずみさん、作詞の曲が多いです。

こちらは白鳥哲さんの『ひとりだち』。『寺内貫太郎一家2』で、見習い石工という役柄。(作詞:松本隆さん、作曲:吉田拓郎さん)



(投稿:日本 2009年11月23日、ハワイ 11月22日)


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本日もまた、スーパー銭湯にいってきました。寒い季節、お風呂あがりの外の空気は冷たいですが、やはり銭湯の熱いお湯、大きなお風呂に入ると、からだが芯からあたたまります。

スーパー銭湯、大好きなのですが、ペンキ絵で富士山が描いてあるような、昔ながらの銭湯にもいってみたいなと思います。わたくし、下町生まれなので、近所には、そんな銭湯がなん軒もあり(「ゆく年くる年」などで初風呂中継するようなとこ)、家にお風呂があっても、こどものころは、祖母や祖父につれられて、銭湯には、ちょこちょこいっていたのです。

きょうは、昭和ドラマの代表作でもあるTBS『時間ですよ』、『時間ですよ昭和元年』またみてみたくなりました。

向田邦子さん脚本、久世光彦さんプロデュースによるこのドラマ、シリーズが何作もあるので、ゲストなども含めると大勢の方が出演されています。森光子さん、堺正章さん、樹木希林(当時、悠木千帆)さん、ほか天地真理さん、浅田美代子さんなど、それから『時間ですよ、ふたたび』という80年代後半のものには、とんねるずなども出演してました。放送スタートは、1970年、モノクロ放送だったのですね。わたしが、視ていたのは、だいぶ後期の『時間ですよ』はと『時間ですよ昭和元年』です。

劇中で、歌が入るというのが、とても印象に残っています。

『時間ですよ』後期オープニング、おなじみのテーマソングに詞がつけられ、森光子さんが、お歌いになっています。『東京下町あたり』作詞:阿久悠さん、作曲:山下毅さん



堺正章さんと天地真理さんによる『涙から明日へ』作詞:小谷夏さん、作曲:山下毅雄さん 



天地真理さん『水色の恋』。作詞:田上えりさん、Pesce Cariosさん、作曲:田上みどりさん、Latasa Felicianoさん(映像はドラマのものではありませんが)。わたし、よく歌ってました。天地真理さん、関連商品なども発売されていて大人気でした。わたしの初自転車も「真理ちゃん自転車」でした。



下町を舞台にして商売を営んでいるファミリーがテーマとなっている、当時のドラマには、お手伝いさんが欠かせませんでした。お手伝いさん役は、ある意味登竜門的でしたね。実際、下町の商家には、家族同様のお手伝いさんってけっこういました。

浅田美代子さん『赤い風船』も劇中で。映像は第15回レコード大賞新人賞受賞時のもの。作詞:安井かずみさん、作曲・編曲:筒美京平さん。



浅田美代子さん、『時間ですよ昭和元年』では、『少女恋唄』(作詞:松本隆さん、作曲・編曲:三木たかしさん)という曲がありました。

そのほか劇中では、谷口世津さんは『わたし』(作詞:阿久悠 作曲:筒美京平)なども。

こういう下町ドラマ、飲み屋さんが出てくるのも特徴。大楠道代さんも出演されてました、細川俊之さんと。そのシーンには、さくらと一郎、さん『昭和枯れすゝき』。



(投稿:日本 2009年11月22日、ハワイ 11月21日)


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本日昼間は、映画を観にいったりしていたのですが、仕事がらみの資料を受けとりにいかねばならず、夕方から都心部にでかけました。受け取り場所が、ちょうど比較的近い場所だったので、東京タワーによってみました。「ダイヤモンドヴェール」というライトアップ(きょうは午後8時からでした)をみたかったので、きょうは展望台にはのぼらず、その時間まで、ホリデーイルミネーションをみたり、2階・3階をぶらぶらと。

このダイヤモンドヴェール、七色の光を使ったもので、通常のライティングよりカラフル。写真でみて、とってもきれいだなぁと思って、どうしても見てみたかったのです。あまり時間がなかったのでう、全部のカラーをみることはできませんでしたけど。

ちょっと、ジュリー、沢田研二さんの『TOKIO』のようなイメージでもあります。『TOKIO』は、昭和55年(1980年)のヒット曲。作詞は糸井重里さん、作曲は加瀬邦彦さん、編曲は後藤次利さん。ライトをあしらったコスチュームとパラシュート、ジュリーだからこそという大胆で且つかっこいいデザインでした。

この映像、NHKの「レッツゴーヤング」のもののようなのですが、ふたつの放送分をあわせているので、前半と後半では衣装がちがいます。後半がおなじみの衣装。前半の映像、「昭和54年」というキャプションがついています。

その前後関係が気になり、しらべてみたところ、シングルの発売が昭和55年1月1日。そして、シングルより先に発売されていたアルバムに収録されていたようです。アルバムのタイトルも『TOKIO』で、1979年の11月に発売でした。前半の映像は、シングル発売前に放送されたものだったのですね。

ジュリー、やはりカッコイイです!

※「ダイヤモンドヴェール」というライトアップ、東京タワー50周年を記念したもの。曜日により時間が異なります。
http://www.tokyotower.co.jp/

(投稿:日本 2009年11月21日、ハワイ 11月20日)


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きょうは、どうも肉まん/豚まん日和だったようです。ツイッター(Twitter)で、田辺誠一さんが、「こぶたまん」について、Tweetしていたかと思えば、NHKの『きょうの料理』は、豚まんでした。

『きょうの料理』といえば、昭和32年(1957年)からつづく長寿番組。そして同ジャンルでロングランなのが、昭和37年(1962年)から放送されている日テレの『キューピー3分間クッキング』です。

『きょうの料理』のテーマの作曲は、冨田勲さん。『キューピー3分間クッキング』は、レオン・イェッセル作曲のクラシックナンバー『おもちゃの兵隊マーチ』。

このふたつの番組のテーマソングをあわせて、松山猛さんが、オリジナルの歌詞をつけた『今日の料理テーマ~鯨のステーキ・グリーン・ピース添え』、ザ・フォーククルセダーズ 再結成、2002年のアルバムに収録されている唄です。最近の作品ですが、昭和からおなじみのテレビ番組のテーマですので。

日本にいなかったということもあるのでしょうが、この『戦争とと平和』というアルバムの存在、ごく最近知りました。そのタイトルにあるように、いろいろな問題を独特の切り口でとりあげた曲を集めたもの。昔からのナンバーも多い中、こちらは新しくつくられたものだそうです。捕鯨問題(というか反捕鯨に関したといった方がいいのかな)がテーマとなっています。

新結成のザ・フォーク・クルセダーズですので、メンバーは加藤和彦さん、北山修さんとTHE ALFEEの坂崎幸之助さんです。

こちらは、2002年11月17日、NHKホールでの1回きりの「新結成」記念コンサート。先日、NHKで加藤和彦さんの追悼放送もされていましたね。テーマソングは『きょうの料理』のテーマ、ひとつしか使われていないヴァージョンです。(2:00からは『山羊さんゆうびん』、5:30からは『巌流島-Jingle Bell』)





参考:

田辺誠一さんのこぶたまんポスト

こぶたまんの写真

(投稿:日本 2009年11月19日、ハワイ 11月18日)


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11月の第3木曜日は、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日ですね。今年はなかなか良作ともきいております。深夜12時、あともう少し。一時期ほどではないのかも知れませんが、関連イベントなども各地で開かれるようです。

日本でワインが販売されるようになったのはいつごろからなのでしょう。そのあたりはワイン通ではないのでわからないのですが、日本でのワイン浸透は、「赤玉ポートワイン」によるところが大きいのではないかなぁと思います。「赤玉ポートワイン」の誕生は、1907年(明治40年)。「日本人の味覚に合った葡萄酒をつくる」というコンセプトで甘味料などを加え、サントリーの創業者である鳥井 信治郎さんがつくりだしたものだそうです。

この「赤ポートワイン」、「ヘルメステーブルワイン」、「ヘルメスデリカワイン」という三種のワインCMは、現・サントリーが、まだ寿屋という社名だったときのもの。昭和何年のCMなのか調査不足でちょっとわからないのですが、サントリーへの社名変更は、1963年3月ということですので、それより前のものであるということは間違えなさそう。

ちょっと不思議なひびきのメロディライン、ミュージックといい絵といい、なんともいえなくよい感じです。

サントリーといえば、いつの時代も宣伝広告をリードしてきた企業としてもしられていますが、大正11年(1922年)に、赤玉楽劇団というものをつくり、プリマドンナである松島恵美子さんを起用して、日本で初めてのヌード写真の宣伝用ポスターを制作。肩のから胸元にかけての写真ではありますが、当時としてはかなり斬新。有名な「赤玉ポートワイン」のポスターです。

(投稿:日本 2009年11月18日、ハワイ 11月17日)


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きょうは、冷たい雨がふる一日でした。夜になるにつれ、冷え込みもきつくなり、早めに帰宅したものの、帰り道は、寒さがしみるという感じ。そろそろホットウイスキーなど飲みたくなる季節です。

サントリーのホットウイスキーのCMは、数多く、すてきなものがたくさんあります。それぞれの銘柄によってCMストーリーのテーマのようなものがあるのも特徴です。

サントリーホワイトの昭和57年(1982年)、日野皓正さん出演のCMは、ニューヨークのエンターテイメントシーンを感じる作品。「とけあえば二人分のあったかさ」。

日野皓正さんといえば、日本人アーティストで海外を拠点にして活躍されている方のおひとり。日本人初のミュージシャン、ジャズ・トランペッターとして、1989年には「ブルーノート」と契約。「ヒノテル」という呼び名でおなじみ。この帽子と毛皮のコートは、他の方ではなかなか着こなせません。

ホットウイスキー、そのままお湯で割るのもよいのでしょうが、クローブを2、3粒入れて飲むのが、ちょっと甘い香りがして好きです。

(投稿:日本 2009年11月17日、ハワイ 11月16日)


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きょうは、昼過ぎの2時間ぐらいと夕方の1時間をのぞき、ほぼ終日オフィスにひとりぼっちでした。月曜日は、家から働く予定になっているスタッフのほか、ミーティング等で外出してたのです。

「ひとりぼっちはつまらない♪」、というこの唄を思い出しました。NHK教育テレビの『みんななかよし』のテーマソング。『みんななかよし』、小学校の道徳の授業で視ていた、あの番組です。ちょっと調べてみたところ、昭和37年(1962年)から昭和62年(1987年)まで放送ということで、番組の歴史は予想以上に長いものでした。昭和が終わってしまうちょっと前まで放送されていたのですね。

作詞:北川幸比古さん、作曲:桑原研郎さん、歌:東京放送児童合唱団

口笛吹いて~、空き地へ行った~
知らない子がやってきて~ 遊ばないかと笑って言った~
ひとりぼっちはつまらない~
だれとで~も仲間になって、仲良しになろう~
口笛吹いて~空き地へ行った~
知らない子はもういない~ みんな仲間だなかよしなんだ~♪

このテーマソングの口笛って、なんとなくいまのイメージではなく、わたしにとっては、かなりの昭和感覚。

そして、道徳ドラマといえば、もうひとつ、『明るいなかま』。こちらも同じく昭和37年(1962年)にスタート、終了したのは、1年早い昭和61年(1986年)だったようです。

作詞:岩間芳樹さん、作曲:広瀬量平さん。歌は、中山千夏ヴァージョンと大和田りつ子ヴァージョンさんがあるようです。コーラスは、東京放送児童合唱団。

大和田りつ子さんヴァージョン



あいつをめて知っ~たとき
じろりとにらんだだけ~だっ~た
いや~な感じとおもったけれど
はなしのわか~るやつだった
けんかもした~さ、なかまだもんな
なかま、なかま、な~か~ま~

あいつがその朝こな~かった
ぽつんと机があい~て~いた~
何だかやっぱり気に~なるんだよ
きのうのうち~にごめんなと
言えばよかった、なかまだもんな
なかま、なかま、な~か~ま~ ♪

中山千夏さんヴァージョンはこちら



きょうのオフィスの机はポツンではなく、ガランとしてました。
仕事の方は、予定より1時間ほど長くかかってしまいましたが、このところ外出やミーティングなどで、たまっていた実務をなんとかこなすことができました。

(投稿:日本 2009年11月16日、ハワイ 11月15日)


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『新諸国物語 笛吹童子』のテーマソングが、昨夜から頭について離れません。

『新諸国物語 笛吹童子』は、昭和28年(1953年)にNHKラジオで放送され、翌昭和29年(1954年)、映画化された北村寿夫氏原作の作品です、と書いてはみたものの、『新諸国物語 笛吹童子』は、NHK人形劇でしか知らないのですが。

ヒャリ~コヒャラリコ
ヒャリ~コヒャラレロ
誰が吹くのか不思議な笛だ
ヒャリ~コヒャラリコ
ヒャリ~コヒャラレロ
音も静かに魔法の笛だ
ヒャリ~コヒャラリコ
ヒャリ~コヒャラレロ
たんたんたんたん
たんたんたんたん
野越え、山越え ♪

笛の音をこのような擬音にするところといい、シンプルながらも一度聴いたら忘れられないメロディー。この時代の作品には、日本独特のマイナーで進む旋律展開が、多く残っているような気がします。

この曲は、テレビの特集などで取り上げられることも多いですが、初めて聴いたのは、ラジオだったと記憶しています。番組は思い出せないのですが、小学校高学年のころに夜寝る前に聴いていたラジオ番組のコーナー・テーマソングとして使われていたと思うのです。ほかにも、ラジオのコーナーで使われていた曲で、記憶の片隅にあるけれど、何の番組だったか思い出せないとうものが数多くあります。

折角このすてきな曲を思い出したので、近いうちに映画版『新諸国物語 笛吹童子』をみてみようと思います。

(投稿:日本 2009年11月15日、ハワイ 11月14日)


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きょうは土曜日なのでお出かけ。「NHKスタジオパーク」に行ってきました。テレビ番組がどういう風につくられているのかなど見学できる施設で、アナウンサー体験やアフレコ体験などができ、公開番組放送も見学できます。そのほか、NHKのシリーズ歴代番組の展示などもあり、とても楽しい時間をすごすことができました。

展示、どれもかなり興味深いものが多かったのですが、一番惹かれてしまったのが、人形劇のコーナー。NHKの人形劇、大好きだったのです。アニメとはまた違う魅力がありました。当初、こども向け番組としてスタートしたようですが、歴史ものなど、年齢に関係なく視ることができる作品も多いのですよね。その中から、わたしの思い出に残っている作品を数点。

『新八犬伝』昭和48年(1973年)~昭和50年(1975年):滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」を基にした作品。人形たちは、辻村ジュサブローさん作。語りは、坂本九さんでした。当時、ストーリーを全部理解することはできなかったのですが、とても印象に残っている作品です。



『紅孔雀─新諸国物語』昭和53年(1978年)年~昭和54年(1979年):水沢アキさんや三波豊和さんが声の出演をされていました。「ひとみ座」による人形劇



『プリンプリン物語』昭和54年(1979年)~昭和57年(1982年):こちらは歴史ものではなく冒険の旅をテーマにしたものでした。石川ひとみさんが出演。



『三国志』昭和57年(1982年)~昭和59年(1984年):人形は、川本喜八郎さんの作。細野晴臣さんが音楽を担当、テーマは小池玉緒さんが歌ってらっしゃいます。以前、オープニングを紹介したので、エンディングを。



わたしは、リアルタイムで視たことがなく、懐かしのテレビ番組集などでしか知らないのですが、NHK人形劇を代表する初期の名作をこちらに。

『ひょっこりひょうたん島』昭和39年(1964年)~昭和44年(1969年):姉はかなり夢中で視ていたという話をよくききます。こちらも人形演技など「ひとみ座」。



『チロリン村とくるみの木』昭和31年(1956年)~昭和39年(1964年):NHK人形劇2作目で、こども向けとしては、初めての作品。



さまざまな理由で一度は終了してしまった人形劇シリーズ、14年ぶりにこの秋、再スタートしました、『新・三銃士』。このまま、また人形劇シリーズ続いて欲しいです。日本には古くから人形浄瑠璃という文化もありますし。

『新・三銃士』平成22年(2009年)秋~:三谷幸喜さん脚色、エンディングの唄は平井堅さんです。平日夕方放送なので、実は、まだ視たことがないのですが、11月21日(土)、22日(日)、23日(月)の深夜に再放送を予定しているようなので、視てみたいと思います。





(投稿:日本 2009年11月14日、ハワイ 11月13日)


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そろそろ11月も半ばとなり、寒さが増してきました。きょうは、秋が終わってしまう前にふり返りっておきたいCM。資生堂昭和55年(1980年)秋のファンデーション「おかえりなさい、秋の色」、モデルは、ヨアンナ・ディックさん。

テーマ曲は、『絹のシャツを着た女』、加藤和彦さんの声、タンゴがベースの曲調が忘れられない一曲。ソロ3部作といわれるアルバム2作目の『うたかたのオペラ』に収録されています。

作詞:安井かずみさん、作曲:加藤和彦さん

振り向く瞳はスミレ色
かすかにこぼれる微笑みに 
過去と未来が混ざる 
アナタは見知らぬ人 
そんな気がする

見慣れたその髪、枯れ葉色 
かきあげる白い指先に
午後の日差しが舞い散る 
人生の舞台は廻る
アナタのために ♪

「過去と未来が混ざる」という表現、そして「髪」と「瞳」、そして韻とも思える響き、色の重ね方が、とてもすてき。

もう秋も終わりなのでしょうか。まさに「11月、冬が戸をたたく♪」(加藤和彦さん:『9月はほうき星が流れるとき』より)という感じですね。

昨夜からUStreamで、加藤和彦さんの曲を一定時間かけてくださってる方がいらっしゃり、今夜も加藤和彦さんの曲を楽ませていただくことができました。

(投稿:日本 2009年11月12日、ハワイ 11月11日)


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※ポッキー・オン・ザ・ロック ♪

きょう、11月11日はポッキーの日。このポッキーの日、日本記念日協会認定され、平成11年にスタートしたそうです。今年は11周年にちなんだプロモーション。Twitter上でも、朝からポッキーの話題が多かったのですが、11種類のフルーツをミックスした限定ポッキーがあるという情報をいただき、さっそく食べてみました。ちょっとトロピカルな「華やかな味わい」でした(11種類の素材を練りこんだプリッツも発見したので、こちらも食べてみました。ビールが欲しいようなお味)。パッケージが、レインボー・カラーなところにも惹かれました。

ポッキーの発売は昭和41年(1966年)、開発時の商品名は「チョコテック」。その後、擬音語の一つ「ポッキン (pokkin)」をもじり「ポッキー (Pokky)」としたそうです。(Wikipediaより)

ポッキーといえば、岡田奈々さん、山口百恵さん、松田聖子さん、本田美奈子さん、南野陽子さんなどいろいろな方がCM出演されてらっしゃいます。松田聖子さんの時期あたりからでしょうか、旅をテーマにしたものが多いですね。

昭和57年(1982年)「野ばらのエチュード」(作詞:松本隆さん、作曲:財津和夫さん)。1981年には「風立ちぬ」のヴァージョンもあり。



いまはなき、本田美奈子さんもCM出演されていました。



昭和63年(1988年)南野陽子さんと本田美奈子さん出演の「ポッキー・ハイブレンド」



山口百恵さんの「ポッキー・オン・ザ・ロック」や岡田奈々さんのも、またみてみたいのですけれど。

(投稿:日本 2009年11月11日、ハワイ 11月10日)


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※映像は、TBSドラマ『無邪気な関係』、最終回のエンディング(曲のスタートは、4:45あたりから)。

きょうの昼間、頭の中に、アルフィーの『星空の下のディスタンス』が流れ出しました。昭和59年(1984年)に、ザ・ベストテンで1位にもなった大ヒット曲です。

この曲、TBSドラマ『無邪気な関係』主題歌でした。

『無邪気な関係』は、その当時話題となった社会的な現象「愛人バンク」やおとな手前の若者の悩みなど、さまざまな人間模様を映し出していて、とても印象に残っている作品です。東京郊外のサラリーマン家庭、単身赴任の父、仕事を持つ母、予備校通いの浪人生の息子、そのほかの家族メンバー、周辺のひとびとの日々や出来事などを描いています。脚本は、『3年B組金八先生』でも有名な小山内美江子さん。

この作品が思い出に残っている理由は、ストーリーの深さももちろんですが、その個性的なキャスト。主役である予備校浪人生:鶴見辰吾さん、父:佐藤慶さん、母:久我美子さん、愛人バンクの女性:石原真理子さんのほか、寺田農さん、古尾谷雅人さん、原田美枝子さん、内藤剛志さん、三上博史さん、室井滋さん、戸川純さん、利重剛さん、かなり個性的な豪華メンバーです。

また、このドラマ、久しぶりに視てみたい。

本日、帰宅したら、大学進学に関する朗報がありました。姉のこども、姪ナンバー2の歯学部推薦入学が決まったそう。ひと安心。彼女のお姉ちゃんである、姪ナンバー1は、とても優秀ですが、現在は、医学部目指し浪人中。「ガンバレ!」。


(投稿:日本 2009年11月10日、ハワイ 11月9日)


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悲しけりゃ、ここでお泣きよ
涙ふくハンカチもあるし
愛がこわした君の心を
やさしく包む椅子もある
(中略)
ねぇーマスター、ラストオーダーは失恋までのフルコース
ねぇーマスター、ねぇーマスター、ねぇーマスター早く ♪

清水健太郎さんの『失恋レストラン』、昭和51年(1976年)の大ヒット曲。作詞・作曲は、つのだひろさん。映像は、同年のNHK紅白歌合戦、「今年のファッション、健太郎カットで紅組をカット」で歌います。

この曲がヒットしたのは、わたしが小学生のころ。「失恋レストラン」って、どんなレストランかなぁ、とよく思ってました。レストランなのにカクテルも出すあたり、わたしのイメージでは、おそらくレストラン兼スナック、喫茶のようなところ。食事のメニューは、きっとピラフとかみたいな感じのものがあったり。

こどものころ、近所で開かれていた酉の市から歩いて家まで帰る途中、そんなお店に、モカソフトクリームを食べに寄ってました、寒いのに。きょうは、もうすぐ酉の市だなぁなどと考えていたので、この曲。それに、仕事でのプロジェクト、惨敗とはいわないものの、なかなか状況厳しいので、聴きたくなったのかもしれません。

清水健太郎さん、『ぎんざNOW』からポピュラーになり、『ムー』などにも出演されてました。近年では、Vシネマ作品などで、かなりのはまり役、熱演されていたのですけれど。

(投稿:日本 2009年11月9日、ハワイ 11月8日)


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※初めの30秒に入っているインタビューが結構貴重。

わたしの音楽歴、このひとたち抜きには語れません、ベイ・シティ・ローラーズ(BCR)。「タータン・ハリケーン」を巻き起こした「エジンバラの騎士」、「エジンバラの貴公子」たち。ベイ・シティ・ローラーズは、わたしの初めての、そして NO.1 の外タレ・アイドル。姉と共同おねだりで、レコード(シングルのぞく)を全部、写真集なども買い揃えて。また、このところ、ちょこちょこと聴いています。

活動期間は、1974年から1978年。当時、テレビでも銀座ナウのポップスベストテンではいつも紹介されていたし、文化放送では「輝けベイ・シティ・ローラーズ」という番組もあり大人気。

曲となると好きなものが、多すぎるので、時折、来日テレビ映像やCMにしぼり、探したりはしていたのですが、なかなかこれっていう来日映像が...。「銀座ナウ」に出演してたとか、イメージが具体的にありすぎ、しぼりすぎてしまっていたんでしょうか、ほぼあきらめていたらありました。

こちらは、1976年12月来日の映像。NHKで、ファンを集めてテレビ用のスタジオライブを収録した時のもの。曲は『イェスタデイズ・ヒーロー(Yesterday's Hero)』。レスリーの歌はもちろんですが、出だしのデレクのドラムが効いてます。忘れ去られたロックのヒーローというような内容の曲です。

この来日のときは、イアン・ミッチェル(ギター)は、もうすでに脱退してしまい、パット・マッグリン(ギター)がメンバーとして参加。

ベイ・シティ・ローラーズ、メンバーチェンジが数度ありました。オリジナルメンバーは、レスリー・マッコーエン(リードボーカル)、エリック・フォークナー(リード・ギター)、スチュアート・ウッディ・ウッド(サイド・ギター、ベース)、アラン・ロングミュアー(ベース)、デレク・ロングミュアー(ドラム)。アラン脱退後、イアンが加入、のちパット、その後かなり大きな存在であったレスリー脱退後、ダンカン・フォール(リードボーカル、ギター)が加入、というのが、ざっとした移りかわり。レスリー脱退後の活動は、バンド名も変わってしまったので...。

聴きはじめたのはオリジナルメンバーだったアランが脱退し、イアンが入ったころから。上の来日映像には、イアンがいないのが、ちょっと...ですので、おまけ映像(自分へのおまけでしょうか)。

イアンがいた最後のアルバム、1976年の『青春に捧げるメロディー(Dedication)』に入っている同題のこの曲では、イアンがヴォーカル、歌詞に、深夜ラジオのDJがでてくるので好きな曲。



(投稿:日本 2009年11月8日、ハワイ 11月7日)


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東京モーターショーの出展メーカー、来場者減少、トヨタやブリヂストンのF1からの撤退など、ちょっとさみしい車関係のニュースを目にします。わたしは、お気に入りのメーカーはもちろんですが、車全般に好きなほうなので、なんか残念なぁと。車って、「ロマン」とか「夢」を感じるのですけどね。

こどもの頃、再放送でアニメ『マッハGoGoGo』をよくみてました。そして、このオープニングソングが大好き。

風もふるえるヘアピンカーブ
こわいものかとゴーゴーゴー
まけじだましい親ゆずり
走りだしたらあとにはひけぬ
マッハ・ゴー・ゴー
マッハ・ゴー・ゴー
マッハ・ゴー・ゴー・ゴー ♪

作詞は、吉田竜夫さん、作曲は越部信義さん。「風もふるえるヘアピンカーブ」とか、「まけじだましい親ゆずり」っていう表現とか、そして「あとにはひけぬ」の語尾の感じとか...よいのです。

『マッハGoGoGo』、オリジナル放送は、1967年。とても魅力ある作品。その証拠に、日本での放送とほぼ同時期にアメリカでも『Speed Racer』というタイトルで放送されており、アメリカでもいまの40代ぐらいのひとたちにとって、懐かしアニメなのです。(昨年上映された実写版は、あまり興業成績よくなかったみたいですけど。わたしも観ませんでした)

アメリカには、ピーター・フェルナンデスさん(Peter Fernandez)という、日本のアニメやヒーロー物吹き替えの第一人者がいらっらしゃり、『Speed Racer』では、声優としてだけではなく、台詞の置き換えや編集などにもたずさわっていたそうです。

US版『マッハGoGoGo』、『Speed Racer』。アレンジが多少ちがい、効果音がなかなかカッコよい。サビの部分は「Go Speed Racer, Go Speed Racer, Go Speed Racer, Go!」



わたしの息子、小さなとき、知人からいただいたビデオ『Speed Racer』をくり返し、くり返し視ました。このビデオや家族の影響もあり、大の車好き。大きくなったら、相当すごい車を数台買う計画をたてているようす。

世界的な経済状況や国内でも若者の車ばなれなど、さまざまな要因が重なってのことだと思うのですが、車業界盛り上げたいものです。

(投稿:日本 2009年11月7日、ハワイ 11月6日)


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きょうは、宇宙関連で、「恒星と逆方向に公転している惑星が、世界で初めてみつかった」というすごくわくわくするニュースをみつけました。

このニュースを知り、いろいろ考えてました。宇宙でのほかの生命体の存在の有無など、よく話題になりますが、地球の存在、そして自分たちの存在こそも不思議なことだなぁと。アメリカ国勢調査の結果をちょっと調べてみたところ、2009年の世界人口は約68億人だそうです。地球というひとつの星に、それだけ多くのひとびとが、同じ時間にいきているということも、よく考えると、すごいことです。

そんな思いでいましたら、この曲『やつらの足音のバラード』が頭の中にふと。

なんにもない、なんにもない
まったくなんにもない
生まれた、生まれた、何が生まれた
星がひとつ、暗い宇宙に生まれた
星には夜があり、そして朝が訪れた
なんにもない大地に
風がただ吹いてた
吹いてた~ ♪

昭和49年(1974年)から放送されたアニメ『はじめ人間ギャートルズ』のエンディングソングです。『やつらの足音のバラード』の作詞は、アニメの原作者でもある園山俊二さん、そして作曲は、ムッシュ、かまやつひろしさんです。うたは、CMソングやアニメソングで活躍されている、ちのはじめこと若子内悦郎さん。

こどもの頃、この曲を聴いて、その詞と曲の雰囲気で、なんともいえなく好きになり、よく口ずさんでいました。そして、いまも、よく。

小泉今日子さんや久保田利伸さん、最近では、遠藤正明さんなどいろんな方がカヴァーしているのですね。都合により全部は、こちらに載せられなかったのですが、数ヴァージョン。

小泉今日子さん、武内享さんとムッシュが歌う『やつらの足音のブルース』。これすごくよい。



こちら遠藤正明さん。あまり存じておりませんでしたが、とてもパワーのある声質でらっしゃいます。「アニソンの若獅子」というキャッチフレーズをお持ちだそうです。



(投稿:日本 2009年11月5日、ハワイ 11月4日)


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1981年10月25日放送 日曜洋画劇場のOPとED。解説は、故淀川長治氏。次回予告『配達されない三通の手紙』入り

本日のロイターのニュースで、宇宙空間で初めてとなるホテル開業の準備が、2012年をめどに進んでいるというものを目にしました。「宇宙の旅」です。

内容は、ことなりますが、そんなニュースから『2001年宇宙の旅』を思い出しました。スタンリー・キューブリック監督の1968年の作品。このニュースにちなんでという訳ではなかったようですが、ちょうど、J-WAVEの午後のクラシック番組『Secret Notes』でも、ちょうどこの映画で使われたヨハン・シュトラウス2世の『美しき青きドナウ』についてやってました。

SF映画は、この映画以前は、未来的イメージの電子音楽が使われていたことが多かった中、全篇にわたってクラシック音楽が用いられています。以後、オーケストラ音楽が主流になるきっかけとなった作品だそうです。

こちらは、オープニング。リヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラはかく語りき』



月へ向かうシーン。ヨハン・シュトラウス2世の『美しく青きドナウ』



この映画、ニューヨークでの試写では、全編にピンク・フロイドの曲を使用したものが上映されたそうですが、その後、やはりクラシックにもどしたそうです。1971年のアルバム『おせっかい(Meddle)』にある23分30秒の大曲「エコーズ」は、映画のシーンと合う長さになってるそうです。

これは途中まで。



3日間の宇宙滞在と8週間の訓練で4億円ぐらいとのことですが、予約してるひともいるらしく、その数43人。どんな方が申し込まれているのでしょうか。



(投稿:日本 2009年11月4日、ハワイ 11月3日)


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本日は、『This Is It』を観にいってまいりました。この映画、今年ロンドンで行われるはずだった、MJ(マイケル・ジャクソン)のコンサートのリハーサルがドキュメンタリーとして映画化されたものです。日本での興業成績は、アメリカに続いて高いようで、10月28日から公開され、当初2週間という予定だったのですが、昨日、延長上映も発表されました。

周囲での評価も非常にに高く、早く観にいきたいなぁと思っていたのですが、思っていた以上によかった!!!とても感動しました。マイケルとスタッフ、コンサートメンバーの仲間たち、そして何といってもミュージック。

予定されていたコンサートの演出や準備過程を追っているのですが、このコンサート、きっとすばらしいものになったに間違いない。

スタッフの持ち味もちゃんと把握し、音楽のこととなると自分のこときちんと知っていて、ゆるぎないこだわりがあるのだなということを感じました。あらためて「King Of Pop」なひとだったのだなと思いました。

こどもの頃からプロと活動してきたからというだけではなく、やはり、天才だった、というか、マイケルにとって、音楽はすべてだったのでしょう。

ここ数年は、音楽とは別のことで報道されることも多く、実際、ご本人のバランスも失っていたとということは事実だと思います。

ですから、マイケルの死後、若干の不必要な報道もあったものの、彼の功績をたたえるものが多く、50年の短い人生ながら伝説として惜しまれ、つらさから開放されたのも運命だったのではないか、長い苦痛から開放されたのではないかなどと...わたしは、悲しみつつも、そんな思いも抱いていました。

しかし、その考えが、この映画で変わりました。マイケルのこのコンサートにかける意気込みを感じたと同時に、彼の中で何かが始まっているような、そんな印象さえ受けました。あのまま生きていてくれていれば、また新しいものが生まれていたような気がするのです。何かひとつの節目のような、潔さを感じたのです。

やはり、逝ってほしくなかったです。でも、心から祈ります。安らかにお眠りください。

『Heal The World』





(投稿:日本 2009年11月3日、ハワイ 11月2日)


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きょうは、朝から曇り空。低い雲がたちこめ、それはそれで幻想的な不思議なお天気ではあったのですが、久しぶりに虹でもみたいなぁと、ちょっとハワイが恋しくもなったのでした。かなり冷え込みが厳しくなったせいもあるのでしょう。

電車の中で、そんなことを考えていたら『愛の戦士レインボーマン』を回想。「レインボーマン」が放送されていたのは、1972年から73年。リアルタイムで視聴していたものの、再放送などでくり返し視ていないせいでしょうか、ストーリーの細部が思い出せません。勧善懲悪ではなく、やや難解な展開であったと思います。

ただし、このテーマソングだけは、記憶の中で鮮明に残っており、当時、うろおぼえで歌っていたため、自分が歌っていた歌詞がめちゃくちゃであったのも覚えております。歌いやすいインパクトのある曲調とは対照的に、ちょっと不思議な歌詞でした。

作詞は原作もてがける川内康範さん、作曲は北原じゅんさんです。

一番鮮明に心に残る曲は、先にあげたオープニングの『行けレインボーマン』。

 インドの山奥で修行をして
 ダイバダッタの魂宿し
 空にかけたる虹の夢
 いまさらあとへはひけないぞ
 だから行くのだレインボーマン ♪

次に『ヤマトタケシの歌』第一期エンディング。短いながらも人生の機微に触れた詞だと思います。

 どうせ この世に生まれたからにゃ
 お金も欲しいさ名も欲しい
 自分の幸せ守りたい
 僕だって人間だ、僕だって若いんだ
 けれどもその夢捨てさせる
 この世の悪が捨てさせる ♪
 ↓


そして、『あいつの名前はレインボーマン』第二期エンディング。敵側からの視点で歌っているところが珍しいのではないでしょうか。

 ランランララララ~、ランランララララ~、レインポーマン
 ウオ、ウオ、ウォ、ウォ (x 4)
 黒い、黒い、黒い世界に、赤い、赤い、赤い血を見て生きている
 おれたちや悪魔だ、死神だ、あいつをさがせ~、あいつを殺せ~
 あいつの名前はレインボーマン
 愛の戦士のレインボーマン
 ↓


この作品のテーマソングは、原作者が作詞もてがけているため、特にそうであるのかもしれませんが、こどもだから理解できないだろうという姿勢ではなく、伝えたいメッセージを織り込んでいるところが見事だとおもうのです。近頃のこども向けの番組その他、こどもウケならまだしも、妙に親ウケを意識しすぎた子供向け作品が多い気がしてなりません。



(投稿:日本 2009年11月2日、ハワイ 11月1日)


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