きょうは、作詞・訳詞家の岩谷時子さんと越路吹雪さんの関係について。そして、岩谷さん訳詞の越路吹雪さんの唄を集めてみました。岩谷さんの存在を意識し始めたのは、すてきだなと思うちょっと古めの洋楽ポップスの訳詞が岩谷さんによるものがけっこう多かったからなのです。作詞でもすてきなナンバーもたくさん手がけ、そのジャンルは実に広く、アニメソングなども。昨年は文化功労者にも選ばれたのですね。

越路吹雪さんと岩谷時子さんのご友情、よく知られているようですが、わたしが知ったのは、作詞・作曲のワークを調べ始めたごく最近のことでした。

越路さんと岩谷さんとの友情は、かなり古く越路吹雪さんが15歳のときからということですが、岩谷さん、作詞・訳詞家でありながら、越路吹雪さんのマネージャーをなさって。あくまでも支えたかったからという姿勢で、マネージメント料なども一切受け取ってらっしゃらなかったそうです。越路吹雪さんにはそれだけのすばらしさがあったということもあり、お二人の厚い友情ゆえかと。

越路さん関連のドラマなどでも、ストーリーに組み込まれていたはずなのですが、そのころはあまり詞が誰の手によるかということ等も含めて調べたりすること、あまり気していなかったのかもしれません。祖母がすきだったので、レコードも所有。CDももっているので、自分でもよく聴いていたのですが...。

岩谷さんの『愛の賛歌(Hymne à l'amour)』(作詞エディット・ピアフ、作曲マルグリット・モノー)に関しては、フランスのオリジナル・ヴァージョンと内容が異なる訳など、美輪明宏さんのNHK人間講座「美輪明宏愛と美の法則」にご出演されたときにも語ってらっしゃるそうです。(Wikipedia:岩谷時子で調べたりしました)

いつまでもお元気でいて欲しいです。越路吹雪さんも天国でそう思ってらっしゃると思います。

『サン・トワ・マミー(Sans toi mamie)』(作詞・作曲:サルヴァト-レ・アダモ)



『夢の中に君がいる』(作詞・作曲:サルヴァト-レ・アダモ)



『ろくでなし(Mauvais Garcon) (作詞・作曲:サルヴァト-レ・アダモ)~ラストはわたしに(Save The Last Dance For Me)(作詞・作曲:ドク・ポーマス&モート・シューマン)



過去の岩谷時子さんもの
加山雄三/ アグネス・ラム アロハ・レイ http://cm-song-movie.blogspot.com/2010/01/blog-post_05.html
メロンの気持ち Corazon de Melon (DE MELON/ 森山加代子/ ゴールデンハーフ/ ローズマリー・クルーニー)http://cm-song-movie.blogspot.com/2009/12/corazon-de-melonde-melon.html

越路吹雪さん、すてきです。最後のバンド紹介かなりかっこいい!

(投稿:日本 2010年1月28日、ハワイ 1月27日)


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