PINK MARTINI(ピンク・マティーニ)ってわりと最近知ったのですが、とっても気に入ってます。きっかけは、由紀さおりさんの『タヤ・タン』をカヴァーしていると知ったことからでした。

Pink Martini:Taya Tan:アルバム『Hey Eugene』より



由紀さおり:タヤ・タン
作詞:山上路夫/作曲:いずみたく
由紀さおりの第2弾シングル「天使のスキャット」のB面に収録(1969年7月1日発売)



わたし~はギターなの、あなた~が弾くワタシ♪がすてきな『タヤ・タン』ですが、日本の歌のカヴァー、そしてハッとするすてきな曲選び。さらなるすてきな日本曲カヴァーということで、PINK MARTINIにすっかり興味を持ってしまったのはこちら『KIKUCHIYO TO MOHSHIMASU』。

Pink Martini:Kikuchiyo To Mohshimasu:アルバム『Hang on Little Tomato』より



『菊千代と申します』は、和田弘とマヒナスターズの、昭和38年の曲(オリジナルは、動画みつからず、うちの多くはないマヒナスターズのコレクションもチェックしましたが、なし)。
レコーディングには、和田さんもスチールギターで参加しているんですね。2003年、レコーディング時、PINK MARTINIは、そのために来日し、日本で録音したそうです。その際には歌唱というか発音の特訓も。
この曲のカヴァーを決めたきっかけは、ヴォーカル、Timothy Nishimoto(ティモシー・ニシモトさん)が、アメリカの中古レコード店でマヒナのアルバム『魅惑のコーラス17集』を見つけたことから。和田弘さんのスチールギターと日本情緒がとっても気に入ったことだったそうです(ZAKZAK:マヒナスターズ、米バンド異色カバーで“復活”より)。

そして、まだまだあります、すてき選曲。映画『黒蜥蜴』、印象的な丸山明宏(美輪明宏)さんの『SONG OF BLACK LIZARD (黒蜥蜴の歌)』!
1997年のデビューアルバムに収録されているというところが、なんかすごいなぁと思います。
Song of the black lizard:アルバム『Sympathique』より



『黒蜥蜴の歌』、今回調べてていて知ったのですが、作詞・作曲も美輪さんなんですね!日本のオリジナル曲でも新たな発見あり。歌は、2:40あたりから



PINK MARTINI(ピンク・マティーニ)、1994年にオレゴン・ポートランドで結成の十数名のリトルオーケストラ。アルバム・デビューは1997年。その後3枚、そしてこの春4枚目のアルバム『SPLENDER IN THE GRASS』がリリースされています。この4枚目が日本ではデビュー盤ということでボーナストラックとして、国内盤には、先の3曲も収録されているんですね。もちろん懐かしの和ものカヴァーばかりしている訳ではなく、他もかなり好みな曲たちをカヴァー、オリジナルもとってもよいです。
PINK MARTINIウェブサイト

きょうは日曜日なのでニューアルバム『SPLENDOR IN THE GRASS』から『SUNDAY TABLE』を。すてきな朝の曲。



やっぱりこういうのはライブで聴きたいなぁと思って来日情報をチェックしたら、今年の3月に来日してたんですね。Billboard東京でライブを。ゲストで由紀さおりさんも出演を!わたしの中では、この辺り、日系つながりとも(ハワイでは由紀さおりさんって日系の方に人気あったり。ティモシーさん日系ですし)



行きたかったなぁ。まぁ、夜のお出かけなので,ちょっと無理だったかもしれませんが。まったく都合つけられない訳ではないし、次の機会には行きたいと思います。ハワイでっていうのもいいかも♪

(投稿:日本 2010年6月20日、ハワイ 6月19日)

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