8月は、旅でも出費だったので(旅・レジャー貯金は別にしているのですけれど)、お買い物控えなくてはと思いながらも、いろいろと記憶をたどっているうちにどうしてもアルバム通しで聴きたくなり、坂本龍一さん、教授の『SUMMER NERVES(サマーナーヴス)』(1979年)買っちゃいましたw

きっかけとなったのは収録曲『カクトウギのテーマ』。参加ミュージシャンの多さ、豪華さ、YouTubeたどりついたものでした

カクトウギのテーマ:
映像、長州力・谷津義章×ラッシャー木村・阿修羅原
坂本龍一, Fender Rhodes, acoustic piano, Oberheim 8 voice, Poly-Moog, Mini-Moog; 小原礼, bass; 高橋ユキヒロ, drums; 鈴木茂, guitar; 浜口茂外也, percussion; 数原晋, 岸義和, 中川喜弘, trumpet; 新井英治, 平内保夫, 三田治美, trombone; 岡田澄雄, 杉本勝行, bass trombone; イブ, background vocals; 多グループ, strings; 松原正樹, guitar solo


これって何のアルバムに入ってたものかなぁと思い、サーチ。
教授をはじめとし、YMOメンバーの方のある時期のソロアルバムはほとんど持っていながらも『SUMMER NERVES(サマーナーヴス)』はもってなく、ジャケットにはすごくなじみあり、当時、音楽誌などでも紹介されてたし、レンタルで聴いてそうだなぁと思って、曲目リストをもとに再びYouTube検索。

あっ、これ大好きだった!!と以下の2曲をみつけました

GONNA GO TO I COLONY(ゴナ・ゴー・トゥ・アイ・コロニー):



SWEET ILLUSION(スウィート・イリュージョン):



再び収録曲リストをながめ『SLEEP ON MY BABY』、あぁ、そうそうこれ大好き!アッコちゃん、矢野顕子さんではかなり好きな曲などとも思いつつ…。



でも、あれ~、これ、このアルバムで聴いたんだっけ??う~ん、アッコちゃんのアルバムで聴いた気がするんだけど、それに他にあまり覚えがない曲もあるしなぁ、としばし記憶をたどり。よ~く思い出してみることに。

結果、おそらくそうだったのでは、と(全部レンタルだったんですけれど)
『GONNA GO TO I COLONY』と『SWEETILLUSION』は
『OFFSHORE』というCBSソニーのサウンドイメージ・シリーズで。このジャケットかなり覚えがありました。
(ちょっと前にもCBSソニーのサウンド・イメージ:PACIFIC (アルバム) 細野晴臣/ 鈴木茂/ 山下達郎、書きましたが、このシリーズ全面的に聴いてたんですね)

『SLEEP ON MY BABY』は矢野顕子さんのアルバム『愛がなくちゃね。
で聴いてたのですよね。

「やっぱり、『SUMMER NERVES』は聴いてないんだぁ、他のも聴きたい!!好きな曲もあるし!」という経緯で購入にいたったのでした:D 安井かずみさん作詞の曲『TIME TRIP』もどうしても聴きたかったですし。

TIME TRIP(タイム・トリップ):



坂本 龍一さんが中心となり、ジャズフュージョン系VSジャパニーズ・ロック系ミュージシャン、カクトウギ・セッション:小原 礼さん、高橋 ユキヒロさん、鈴木 茂さん、松原 正樹さん、大村 憲司さん、渡辺香津美(アブドゥーラ・ザ・"ブッシャー")さんに、バックグラウンド・ボーカルとして山下 達郎さん、吉田 美奈子さん、矢野 顕子さん、イブが参加。ほかにもたくさんの方が参加。先日書いた水曜ロードショー/ 金曜ロードショー・オープニングで少しふれたトランペットの数原晋さんも(そもそもそこら辺がきっかけだったりw)。

リマスタリングされたCDには教授のインタビューなどものっていて、そのあたりの話もなかなかおもしろいですね。ひっかかっていたことはすっきりしたし、初めて聴いた曲もすべてすばらしく、よいお買い物でした♪

収録曲リスト
1. Summer Nerves 作曲・編曲:坂本龍一
2. You're Friend To Me 作詞・作曲:N.ロジャース、B.エドワーズ、編曲:坂本龍一
3. Sleep On My Baby 作詞・作曲:矢野顕子、編曲:坂本龍一
4. Theme For "Kakutougi" 作詞:高橋ユキヒロ、生田朗、作曲・編曲:坂本龍一
5. Gonna Go To I Colony 作詞・作曲・編曲:坂本龍一
6.Time Trip 作詞:安井かずみ、作曲・編曲:坂本龍一
7. Sweet Illusion 作曲・編曲:坂本龍一
8. Neuronian Network 作曲:細野晴臣、編曲:坂本龍一

[坂本龍一氏、本人新インタビュー、ライナーノート]
カクトウギ・セッションとは:
六本木ピットインでおこなわれていた、各パート2人のプレーヤーが参加というスペシャル・グループ。このアルバムでは細野晴臣さんは、セッションメンバーとして参加していないものの、楽曲提供。

レゲエ・コンセプト:
当初、教授にソニーから企画話がもちかけられた時点では、ボサノヴァでということだったそうで、それを教授がレゲエに逆提案。レゲエとはいってもエレクトリック・サウンドでタイトルどおり「夏の神経症」的なイメージ、とか。

『カクトウギのテーマ』:
「ロッキーのテーマ」などが当時ヒットで、カクトウギ・セッションだし、というノリでカクトウギ・セッションのテーマ曲という主旨で『カクトウギのテーマ』を作ったところ、実際に全日本プロレスのテレビ中継で使われ。冗談ノリが本当になっちゃった、のだそうw

(投稿:日本 2010年8月26日、ハワイ 8月25日)


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