ザ・ホワイト・キックスとは、三保敬太郎さんと寺尾聰さんがメンバーだったグループサウンズ的グループということを知ってから数ヶ月、なんで気づかなかったのかなぁということに、いまさっきやっと気づきました。

ザ・ホワイト・キックスメンバーは、三保敬太郎さん(ピアノ、キーボード)、寺尾聰さん(ベース)、河出政次さん(ドラムス)、林廉吉さん(ギター)、志村康夫さん(フルート)、森野多恵子さん(ヴォーカル)。この森野多恵子さんはTAN TAN(大空はるみ)さんだったのですね。そういえばこの声は!です。

愛のことば(アリゲーター・ブーガルーのB面)1969年
作詞・作編曲:三保敬太郎
ホワイト・キックスって「しらけった」だとか。動画アップされている方による三保さんかっこよすぎコメントでの「フルートなんかハービー・マンになってしまってます。三保さん!モダンジャズじゃないんですよ。グループサウウンドですよ。」、まさにですね。



大分前にTAN TANさんは何度か歌手としての名前を変えられていてご本名は谷口妙子さんだということは拝見したことがあるのですが。そういえば、森野多恵子さんとしても活躍していたということは、以前訪れたこちらのサイトにも書いてありました。

下町音楽夜話:◆第296曲(1)◆タンタン

冒険少年秀和王国から昔のラジオ欄解説を拝見することができました。

異色の新人歌手、森野多恵子~「歌の祭典」でデビュー【新潟日報・昭和43年4月17日(水)・ラジオ欄から】
「NHKテレビ「歌の祭典」が、毎回新人歌手を一人ずつ紹介しているが、二十一日放送分でボサノバが得意な森野多恵子(二〇)(写真)が登場する。
森野多恵子はまずギターをひきながらポルトガル語で、「イパネマの娘」を歌い、続いてリズム・アンド・ブルースの「サニー」を英語で見事に歌ってのける。その情感をこめて歌う歌いっぷりは、新人とは思えないほどの出来。身長は一五三センチと小柄だが、ちょっと芳村真理に似た感じのエキゾチックなマスク。昨年十二月、NHK軽音楽オーディションに合格した有望株の一人だ。」

『愛は面影の中に』というアルバムを出されていたのですね。このアルバムの中には、島津ゆうこさん作詞、東海林修さん作曲・編曲による『私をつかまえて』という曲も入っているようなのですが、詳細はあまりわかりません。

先日とりあげてみたROWの『失われたもの達へ』が収録されている『喫茶ロック~東芝EMI編』には森野多恵子さんで『彼へのおくりもの』という曲が、『喫茶ロック~魔術~日本コロンビア編』には『私をつかまえて』という曲が
収められています。
気になってしかたなくなってきました『喫茶ロック』シリーズ。

(投稿:日本 2010年9月19日、ハワイ 9月18日)


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