そういえば、まだ今年は彼岸花を間近でみていないなぁと思っていたところ(車からは見かけたりしたのですけれど)、本日、お出かけ帰り、家の近所のバス停に、秋晴れの空の日差しをうけてとってもきれいな彼岸花が咲いてました。



彼岸花、こどもの頃から大好きな花のひとつですが、何となく他の花とちがった感覚で。その魅力は、まさにこちらに書いてあるような、妖しい美しさにあるのかも知れませんね。
AllAbout:ドキッ…彼岸花(曼珠沙華)が妖しいワケ
ちょっと不思議だなぁと思っていたことも、なるほどです。
彼岸花の生長サイクル(同じくAllAbout)

花のある時期には葉がなく、葉のある時期には花がないので「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」とも呼ばれるんですね。

彼岸花、日本の四季と花の美しさをつくづく感じます。

いろいろな作品にもなっている花、ということで、ちょっとこちらにまとめておくことにしました。

映画:彼岸花
小津安二郎監督、最初のカラー作品は「彼岸花」だったんですね。
小津安二郎さんの作品は、自分がいままでに観てきたものがモノクロ作品が多かったので、カラーだとまたイメージが違って感じられます。原作は里見弴さん。
有馬稲子さん、山本富士子さん、久我美子さんが美しいですね。ファッションもすてき。森英恵さんが衣装にたずさわっていたのですね。
キネマ洋装店:彼岸花
「彼岸花」、「秋日和」、「小早川家の秋」、「秋刀魚の味」、後期の作品は秋が舞台となっているものが多いかも。



多くの歌の題材にも。

山口百恵:曼珠沙華(完全版)
作詞・阿木燿子、作曲・宇崎竜童、編曲・萩田光雄
アルバム『曼珠沙華』(1978.12.21)、「美・サイレント」B面(1979.3.1)
「傷つけられても、傷つけたくない。愛されるより、愛していたい。歌手の前に、人間でありたい。あなたの前で、女でありたい。あたしは、もう、二十歳…」。「もう二十歳」というか、いまの感じだと「まだ…」かと。百恵さんは二十歳にしてこんな雰囲気が似合うような方でした。



野路由紀子:彼岸花(1973年)
わたしの中ではあまりリアルタイムの記憶がなかったのですが、かなり多くのシングルをリリースしてますね。コンスタントにヒットも。



森昌子:彼岸花
作詞:阿久悠 作曲:出門英
作曲は、ヒデなんですね。秋は嫁入り話が出る季節というのは、歌、映画などにもあり、そんな感じがありましたね。今も婚礼シーズンではあるとは思いますが「嫁入り話」という感じ自体もうないかも。



港の彼岸花:
作詩:浅川マキ、補作詞:なかにし礼、作曲:鈴木薫
ほんとに数多くの方と仕事をされてますね。彼岸花なイメージが似合う方でもあるかな。



(投稿:日本 2010年10月11日、ハワイ 10月10日)


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