名盤を生んできたハワイのレコーディング・スタジオ、サウンド・オブ・ハワイ(サウンズ・オブ・ハワイ)での録音ものとしては、やはりこちらは、はずせません!ということで、久保田麻琴と夕焼け楽団の1975年アルバム『ハワイ・チャンプルー』。日本のアーティストでハワイ・レコーディングといったら久保田麻琴さん、ですね。

というか、わたしの中では、一時期の周りの方の影響もあり、ものすごく、そういうイメージが強いのですが。『ハワイ・チャンプルー』、すご~く久しぶりに通しで聴きました(聴いてます)。このアルバム、中学生の頃にサンディー&サンセッツ(Sandii & The Sunsetz)からの後追い、そしてエキゾチック系ということでレンタルで借りて気に入って聴いてはいたのですけれど、所有はしていなくて。

レコ部などでもかかったりしていて、このところアルバム通しで聴きたい症候群にかかりはじめていたところ、このサウンズ・オブ・ハワイ関係のことでいっきい拍車がかかり、購入:D
いつ聴いても、やっぱりいいですね~。名盤です。

久保田麻琴と夕焼け楽団:ハイサイおじさん
作詞・作曲:喜納昌吉
喜納昌吉&チャンプルーズで有名な『ハイサイおじさん』、沖縄を代表する曲としてすっかりおなじみですが、この曲がヒットとし、注目されるようになったのは、久保田さんのカヴァーの影響もあるのではないかなぁと思うのです(喜納さんがこの曲を作られたのは中学生?高校生?のときだったそうですが、ヒットは1976年、と久保田さんカヴァーのあと。沖縄サウンドが注目となっていったきっかけではあるのかと…)。
ハワイのロコ文化には沖縄文化が色濃く反映されてるたっぷりロコな世界。このヴァージョンよいですね。
(わたしも、ハワイ生活で、日本の本土ではあまりきいたことなかった沖縄の方の苗字、書き方含めたくさん覚えました)



久保田麻琴と夕焼け楽団:初夏の香り
作詞:鬼ヶ島桃太郎、作曲:久保田麻琴
初冬ではありますが、『初夏の香り』。この曲、ほんとにすばらしいですね。
「君が帰ってくるといううわさ、夏が近づいたしるし~…サイダー瓶にマーガレットいけて~…」、こんな感じの初夏って何処へ行ってしまったんでしょう。このところの気候、間の季節をあまり味わえなくなってきてるような。



それにしても、このアルバム、良曲が満載。
今回購入の際、調べてみて知ったのですが、CDは現在発売されていないのですね。こんな名盤がなぜでしょう。
iTunesでは購入可です。ほんとはライナーノーツなども含め味わいたいのでCDまたはレコードで欲しい一枚なのですけれど。
ハワイ・チャンプルー - Makoto Kubota & Yuyakegakudan
ハワイ・チャンプルー - Makoto Kubota & Yuyakegakudan

久保田麻琴と夕焼け楽団:バイ・バイ・ベイビー
作詞:藤田洋麻、作曲:細野晴臣



久保田麻琴さんご自身と細野晴臣さんプロデュースの『ハワイ・チャンプルー』からの『バイ・バイ・ベイビー』、こちらのライブ・ヴァージョンもいいですね♪

TIN PAN ALLEY BYE BYE BABY CHU KOSAKA MINAKO YOSHIDA:
ティン・パン・アレイ、小坂忠さん、吉田美奈子さんのライブ。ライブ映像はもちろん、途中の映像もうれしいです。



こちらは、久保田麻琴と夕焼け楽団で日比谷野音の『Show Boat Carnival』(1976年)
久保田真琴と夕焼け楽団:ハンド・ジャイブ~バイ・バイ・ベイビー



久保田麻琴と夕焼け楽団のセカンド・アルバム『ディキシー・フィーバー』(1977年)も細野さん参加で、同じスタジオ、サウンズ・オブ・ハワイでの録音です。こちらのレコーディングが、ちょうど鈴木茂さんの『LAGOON』と同時期、1976年9月だったのですね。実は、こちらは、まだちゃんと聴いたことがありません。
レコーディングの話とか読んで、こちらも聴いてみたくなってます。
hosono archaeology:chronology 1976 - 2

(投稿:日本 2010年11月8日、ハワイ 11月7日)


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