先日は、海外レコーディングの先駆けでもだったということで五輪真弓さんについて、調べてみたのですが(五輪真弓 初期の活動:海外レコーディング先駆者)、1970年代初頭の日本のミュージック・シーンで海外レコーディングという点で気になっているもうお一方が、寺田十三夫さん。
「気になっている」というのにふさわしく(?)、寺田十三夫さんについて、いままであまり詳しく知らなかったので、このところ少しづつ調べてみたりして、いろいろと知ったことありなので、本日も自己メモ的です。

寺田十三夫さんは、MGM初の日本人アーティストとして、1972年にアルバム『信天翁(アホウドリ)』をリリース(シングル『一人になると』は1971年(?))。レコーディングは、ロサンゼルスのMGMスタジオ。

旅に出よう:
作詞・作曲:寺田十三夫
『旅に出よう』こちらはシングル・ヴァージョン。アルバム『信天翁』にも収録されていた曲ですが、再発されたCDには、こちらのシングル・ヴァージョンも収録されてるようですね。この曲は、喫茶ロックシリーズなどにも収録。
アルバムの参加ミュージシャンは、柳田ヒロさん、田中清さん、武部秀明さん、市原宏祐さん、ブラウン・ライスさん。



思い出してくれたら:
作詞・作曲:寺田十三夫、編曲:柳田ヒロ
すごくせてきな歌ですね。
アルバム『雨上がりの街』収録。柳田ヒロさん、田中清さん、チト河内さん、岡沢章さん、後藤次利さん。



寺田十三夫さんのアルバム、CDで再発されているし、欲しいなあ、と(でも、やっぱり、このアナログの音よいですね。海外録音ならではの、とか、アナログからは録音時の空気が伝わってくる気がします)。

寺田十三夫 Live with "ZZ'Z" Oct. 2010:
今年の10月に行われたライブ映像。信天翁(あほうどり)時代の曲を中心に。
『旅に出よう』も歌われてます。



当時は、寺田十三夫さんのアルバムと五輪真弓さんのアルバムはよく音楽雑誌などでも海外録音ものとして並んで取り上げられたりしてたそうです。

寺田さんは、その後、ギタリスト&シンガーソングライターからメロディメーカー(作曲家、アレンジャー)として、いろいろなワークがありますね。番組テーマ、CMも手がけ、最近では、宇崎竜童とダウンタウン・ブギウギ・バンドのベーシスト新井武士らとユニット「UNIQUE+3」を結成し、定期的にライブ活動を行い、昨年からは、クラシカル・クロスオーバーな作品を演奏するユニット「ZERO4U」を結成、ライブ活動をされてます。

寺田十三夫オフィシャルサイト

(投稿:日本 2010年12月10 日、ハワイ 12月9日)


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