東北地方太平洋沖地震から一週間がたちました。午後2時46分より、数分遅れてしまいましたが、黙祷をささげ、それから、この間に起こったこと、感じたこと、考えたこと、などいろいろとふり返ってみました。

最初の揺れは激しく、マグニチュードは9.0、三陸沖震源地に近い宮城県では、震度7、東京でも震度5強、約2.5分ずれで福島県沖震源地、それから約30分後、次にやってきた大きな揺れは、震源地を別とした強い揺れ、茨城県沖でM7.4、茨城県鉾田で震度6弱、震度5弱というものでした。
この地震により、最大10メートル以上という大津波。
日本気象協会:地震情報(震源地・各地の震度):2011年3月11日14時46分
日本気象協会:地震情報(震源地・各地の震度):2011年3月11日15時15分
Livedoor:津波情報
あらためて、地震情報のページをみて、いかに日本中が揺れたのかと。

もっとも大きな被害をも受けた地域のみなさまには、あらためて、心からお見舞い、命をおとされた方にはご冥福をお祈りします。

いままでに、その後の余震は小さなものを含めると500以上、震源地もさまざま(これも気象庁のでざっと数えました)。
またあらためて同日の自己Tweet:
Twilog:2011年03月11日(金)
3月11日は、まったく日常とはちがう一日でしたが、この時点では、まったく現在のような状況は予想していませんでした。

きょうまでのあいだには、原発事故、電力、燃料などエネルギーの供給不足、さまざまなことがおき、事態も情報も二転三転。緊急時の安全とは?などいろいろと考える時を過ごしました。

原発事故経緯タイムライン・リンク:
MSN産経ニュース:福島第1原発 炉心溶融をめぐる経緯
2011年3月11日3月12日3月13日3月14日3月15日3月16日3月17日3月18日

一週間がたち、いま一番に願うことは、被災者の方々の援助がすすむこと。せっかく避難できた方々です。食料はじめ、健康や衛生管理がもっとすすんでくれればよいと心から。

その他に関しては、まったくの日常を取り戻すために極度の無理をするより、すこしづつできることをし、平和な日々をと願うばかりです。さまざまな形でのストレスがでてくるころ、見聞きすることも多いような気がするので(自分もかな)。

いろんな思いをこめて、細野晴臣さんの『ウォーリー・ビーズ』。ひとつ、ふたつ、数えて。
そして、もうすぐ満月ですね。

細野晴臣:ウォーリー・ビーズ
作詞、作曲、編曲:細野晴臣
1978年、アルバム『はらいそ』より。歌詞、ミュージシャンなどレコーディング情報は下記。
(「Worry Beads」はお数珠)



行こう、帰ろうよ、月の砂漠へ
胸に植えろよ、月の種子を

百と八つの悩みの種
ひとつ、ふたつ、数えるだけ
ホラ、身体が軽くて 
どこでも行ける、思えば今すぐ

行こう、帰ろうよ、月の砂漠へ
胸に植えろよ、月の種子を

Count-a Worry Beads
月光浴びて、種を数え、息を呑めば
ホラ、胸に月の砂漠が 
広がっていく、そしたら、今すぐ

Om Nama Chandraya
Shonti Shonti Chandraya

行こう、帰ろうよ、月の砂漠へ
胸に植えろよ、月の種子を

ひとつ目はね、あの子のため
ふたつ目はね、この子のため
ホラ、皆、解きほぐされ 
どこでも行ける、思えば、今すぐ

Om Nama Chandraya
Shonti Shonti Chandraya

百と八つの悩みの種
ひとつ、ふたつ、数えるだけ

Om Nama Chandraya
Shonti Shonti Chandraya

参加ミュージシャン:
MR.YT Unofficial Home Page:細野晴臣(ハリー・ホソノ&イエロー・マジック・バンド): はらいそよりの情報)
ドラムス:林立夫、ベース、ギター、ピアノ、シンセサイザー、ボーカル:細野晴臣、キーボード:佐藤博、パーカッション:斉藤ノブ、ヴァイオリン:武川雅寛、バックアップ・ボーカル:大貫妙子、あがた森魚、TOKYO SHYNESS BOYS

[お墓参り、お数珠ともちょっと関連]
実家より電話で、お寺から檀家それぞれに状況確認をしてくださいとの連絡が入ったそうなので、昨日は、お墓参りに行ってきました。うちは特にかわりなく、でも、影響があったところもあるようでした。お彼岸なので、また、こどもつれて今週末にはご先祖さまにご挨拶。お墓参りに行ってきます。

小さな木で小鳥がないてました。
小鳥の声。ちょっと強く吹いていた風音も(音)


[在宅で気になったこと]
ここ数日、在宅で仕事をしていて、再開しはじめたワイドショーなどニュース以外のテレビ番組を目にすることも多く、現時点で身近に感じていることで、メディアのとりあげで気になることなど。

買だめ:一部食品、生活用品:
特に買いこんではいませんが、乾電池はチェックしたところ予備がなかったので、地震の翌日に単三、単一を購入。量はふつう。米は、あと数日分しかないので調整。パスタ、うどん、そうめん、そば、はそれぞれ、1~2回の食事程度が、常備ものとしてすでにありなので、1週間ぐらいはなんとか。トイレットペーパーは、とりあえずたりてます。こどもの大好物である牛乳、卵などはふだんも冷蔵庫からかかしたことはないのですが、仕方なし。
ただ、買い物に出かけて、近隣では、まわりのひとがカゴに入れているものをみても、個人差はあるものの、ほとんどのひとは買い占めているという気配は感じられません。長蛇の列は体験なし。でも、上記商品は不足してますね。
世間では、買占めなどといわれていますが、一定のものが、さまざまな理由で入荷されていないという状況もあるので、メディアでひとびとに控えましょうとうながすのは、よいのですが、すでにみんなも承知している部分もあるので、妙にうったえかけて、逆にあおらなくてもいいのではというように感じ始めたりしています。それよりは、これで対応してはどうですか?とか、これも主食になりますよ、などという提案をしてはどうかと思ったり。

ガソリン:
これは、自分では車はレジャー利用または電車より車で行ってしまった方が近いという近隣がほとんどなので、ひかえており、特に長蛇の列は体験していないのですが、仕事に必要な方は大変ですね。でも、実際、個人、一般家庭でも生活に、かかせないという方も多く、なんとか解決をのぞみます。対応策は練られているようですね。

退避:
これは、周囲が日々どんな生活を送っているか。ファミリーなのか個人なのか、などで考え方もさまざま。周囲の例では、職場では1名が沖縄に。アメリカ人、日本人(選択により)ですし、ほぼファミリーとよい方が軍関係だったりもするので、ということもあり。同じマンションでも、外国からの方は、もうすでに日曜日、月曜日あたりには。身近な周囲の例では、職場またはそれぞれの属する国のアドバイスによる個々の判断で。
ワイドショーでは、しきりに、これは外国人のことだから、日本人で首都圏をベースに生活している人には必要ない、というようなことを呼びかけていました。
わたし、個人的にいえば、現状、移動パニックというほどの状態でなければ(通常とちがう形で混雑はあるようですが)、その方が安心であるのなら、退避する方の選択はそれはそれとして受けとめています(もちろん、受け入れ地域の方が迷惑を感じるほどの規模になったら別です)。
関東以西にもともと実家があったり、それぞれ、条件もちがいますし。危険にさらされていないとしても、なんらかのストレスにさらされていたり、小さなこどもがいたり、病気がちなひと、お年寄り、みな一様ではないのです。
多分、いまの状況では、大移動という規模のものはないと思うので、あまり、メディア、特にワイドショーなどで、「まったく必要ありません」というような言い方はして欲しくないと思っています。
その言いきかせによる心配ごとは、移動する方が、罪悪感のようなものを感じてしまったり、戻ってきたときに、迎える側も「逃げた」というような反応をすること。特にこれは、学校などでも、違和感をもたれる対象になりかねなく。また、そのことを躊躇して踏み切れな方も少なくないような気がするので。

その他でも、学校(個別というよりは自治体や教育委員会でしょうか)での緊急時の策もその場の対応は徹底されていますが、今後のためにも、このようなあいまいな状況時の対策は、検討していくべき課題はあると思います。授業という面ではひとりの教師がクラスを教えることはできますが、命を守るという点では状況によりけり(完全にできてないという意味ではないです)。緊急時は基本的には、指示をまもりつつも、状況や情報を判断し、小さなユニットから。家族の指針も決めていくべきなのでしょうね。

この状況下で、自分自身、周囲も含め、ひとびとの反応はさまざま、対応、決断もいろいろです。悩みやいきどおりはすこしでも少ない方がいいのです。
認める気持ち、許す気持ちをわすれないようにしたいと思います(あっ、でも、国民の安全とか。大きな単位の件などは別。これから、システム構築、安全管理、などなど、日本を思うからこその気持ちです)

身近に思うことについてなど、なんだか長くなってしまいました。まとまりもなく…

(投稿:日本 2011年3月18日、ハワイ 3月17日)


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