日々のバランスを維持するため(?)、定期的に観るべきであると思っている「若大将シリーズ」、本日は、「次はこれ」と予定していた『ゴー!ゴー!若大将』を観賞しました。初めて観賞の作品ですが、かなり私的に見どころとしているポイント、着目点が充実。思ってた以上に(これもいつもですねw)、すばらしい作品でした。

若大将シリーズ映画は、ストーリー、その他に様式美というか、フォーマットがしっかりとしていて、いつみてもさわやか。尚且つ、いつも心捉えるポイントが随所にあり、やっぱり、よいですね:)

このシリーズのレビューでは、なんとなくパターンとして成立してきている形式でまとめを。

若大将シリーズ第11弾。1967年12月31日公開。
監督:岩内克己、製作総指揮:藤本真澄、製作:、脚本:田波靖男、音楽:弾厚作、広瀬健次郎 、編集:小川信夫、ラリー指導 - 江原達怡
製作:東宝・宝塚映画
同時上映は「日本一の男の中の男」

キャスト:
田沼雄一(若大将、京南大学陸上部、主将) - 加山雄三
田沼りき(若大将祖母) - 飯田蝶子
田沼久太郎(田能久」の当主) - 有島一郎
田沼照子(妹) - 中真千子 ※江口と交際
越川澄子(出光ガソリンスタンド勤務) - 星由里子
石山新次郎(青大将、自動車販売会社息子) - 田中邦衛
石山剛造(青大将の父、自動車会社社長) - 北竜二
江口敏(自動車部員、ラリー出場) - 江原達怡
京奴 (祇園の芸妓、青大将父の贔屓)- 浜木綿子
悦子 - 中川さゆか
学園祭のバンド - ザ・ランチャーズ

ストーリー:
京南大学陸上部の田沼雄一は、夜回り中に起きた事件で、ガソリンスタンドで働く澄子と出会う。自動車部所属の青大将(自動車販売会社の息子)が事故にあったため、ピンチヒッターとして、全日本学生ラリーにレーサーとして挑むことに。澄子との恋の行方は。
というような展開。
ラストでは、陸上部エースとしての駅伝にも、という、2つの競技がでてきます。

オープニングが、またいつものごとく相当にかっこよく、ランチャーズの演奏や若者のダンスなのですけれど、オープニング含め、シーンの動画はみつかりませんでした。

わたし的着目ポイント(つぼ):
-存在としてはキーとなりながらいつもはマネージャー的登場でシーンもさほど多くはない江口敏(江原達怡さん)の登場が、かなり多い
(若大将シリーズでの江口ファンですw アイビールックが相当にきまってます。江原達怡さんの他作品、詳しくないのですが、江口、役柄、登場シーンはストーリー上で起承転結の「起」のサインをも担っているのでは?欠かせません)

-ラリー指導は出演者の江原達怡さん。鈴鹿サーキットでの若大将が試乗するシーンもA級ランセンスを持つ江原さんがスタント
-近畿・中部を縦断するラリーでの各ポイントの風景が美しく、日産がCMでも提案していたような旅(ケン&メリー・スカイラインなどの旅はじめ)のイメージもあり

お気に入り&気になりシーン:
-若大将、学園祭で、澄ちゃんを案内するシーン「大学でたらジェットエンジンを開発したいなぁ」といいながらも、田能久を継ぐつもりと。
-学園祭にて青大将勢力でのクラシックカー展示企画
-ランチャーズの登場が多い、且つ、かっこいい。若大将のモンキーダンス
-澄ちゃんとのデートシーン。周りのカップルが『幻のアマリア』にあわせミュージカル調に踊る
-若大将マドンナ、澄ちゃんは、清楚な印象でありながらも活発。いつものごとく。勤務先はガソリンスタンド。車の下にももぐって作業。
-西本願寺前、澄ちゃんと京奴の車でのライバル的シーンと托鉢僧侶の列のコントラスト
-ラリー中、休憩で飲むのは、コカコーラ
-途中、日本ラインで江口が草陰から帰ってきたあとに、若大将「スカッとしたか?」、江口「さわやかだよ」
-江口、小さな橋を「コサナバシ」という橋と勘違いし、迷う

音楽:
-ラリーで訪れるご当地民謡が、すてきなインストゥルメンタル・アレンジ
-ラリー道中での『クール・クール・ナイト』のアレンジがすばらしい
-日産自動車提供であることから、劇中の該当シーンで「世界の恋人」がさまざまなアレンジで流れる。吹奏楽ヴァージョンも

ロケ地:
赤坂外堀通り(田能久へ向かう街路):こちらは詳細情報が、ブログ、東宝娯楽映画 ロケ地巡礼大作戦!にありました
【若大将帰る 澄ちゃん覗く】 -ゴー!ゴー!若大将-
赤坂1丁目、出光ガソリンスタンド(澄ちゃん勤務先)
赤坂見附
紀之国坂
首都高谷町ジャンクション高架下
青山トンネル:こちらも詳細情報あり
【若大将危機一髪】-ゴー!ゴー!若大将-
代々木体育館など
このあたりの都内スポットは、ガソリンスタンドをのぞき、かなりなじみのある場所で、「あっ、ここは」という感じで例によって、なんか、わくわく。
鈴鹿サーキット(合宿)
ラリー地:平安神宮、西本願寺、名古屋城、名古屋栄大通り、愛知県犬山市、木曽川堰、下呂温泉、飛騨高山
駅伝:琵琶湖

挿入歌:
いつものごとくすてきなナンバーばかり。ランチャーズ色が強い作品がまた秀逸!

Cool Cool Night クール・クール・ナイト:
作詞・作曲:弾厚作(加山雄三)
『ゴー!ゴー!若大将』のテーマ曲。いつ聴いてもかっこいい!!
今回は、一緒に観ていて、わが子の好みであることも判明:D
聴いて、すぐに口ずさんでいました。インパクトのあるメロディーと詞だということの証明でもありますね♪
「Oh Baby, I don't wanna see you again, I don't wanna meet you again」などという、替え歌ヴァージョンを即興で。ふざけて歌ってました(なぜ逆に…)。



Why Don't You ホワイ・ドン・チュウ:
作詞・作曲:弾厚作(加山雄三)
「イェー、イェー、イェー、イェー♪」がいいですね。
『クール・クール・ナイト』同様、こちらもシャウトが効いてます。



幻のアマリリア:
作詞:岩谷時子、作曲:弾 厚作、編曲:クニ河内、演奏・ザ・ハプニングス・フォー
ストーリー的な意味での主題歌(若干『トロイカ』入ってます)。レコードでのアレンジは、クニ河内さん、演奏、ザ・ハプニングス・フォーなんですね。裸足にジーンズのコーディネイトがさわやかに。似合いますね。



別れたあの人~ラテン調
作詞:岩谷時子、作曲:弾 厚作、編曲:宮川 泰、演奏・ロイヤル・ポップス・オーケストラ
トランペットを吹くシーンのインストゥルメンタルだったのですが、こちらは歌入り



勇気ある人々:
作曲・編曲:弾厚作
弾厚作氏は、インストゥルメンタル系の作曲がすばらしいですね。開拓者的な雰囲気もするこのナンバー、駅伝でのがんばりシーンを盛り上げてました。



日産 世界の恋人:
青大将企画の日産クラシックカー展示企画はこんな感じでした



おまけ:
クール・クール・ナイト:
歌:竹中直人
竹中直人さんも歌っていたんですね!!加山雄三さんファンである竹中直人さん、弾厚作作品をカヴァーしたアルバム、『竹中直人の君といつまでも』より。
やっぱり加山ファンはこの曲に行き着くのでしょうか。
沖山優司さん、斉藤誠さん、琢磨仁さんもアレンジなどで参加。総合プロデュースは、小林克也さんだとか。



アルバム『竹中直人の君といつまでも』
1. シェイク・シェイク
2. 君のスープを
3. 君といつまでも
4. 二人だけの海
5. 蒼い星くず
6. クール・クール・ナイト
7. 小さな旅
8. 麗しき乙女たち
9. 君といつまでも(ルナ・ミックス)

(投稿:日本 2011年4月29日、ハワイ 4月28日)

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ちょっと間があいてしまったのですけれど、先週訪れた、喫茶店「キアズマ珈琲」からの漂い。
先週の散歩:
Choin Berceuse Op. 57 (お茶・散歩:雑司が谷)

キアズマ珈琲:

From 雑司が谷・鬼子母神 散歩

From 雑司が谷・鬼子母神 散歩


お店の名前の由来が、山下洋輔さんの『キアズマ』というアルバムからということを泉麻人さんの【東京ふつうの喫茶店】 | キアズマ珈琲(雑司が谷)で知ったということもあり、山下洋輔さんをひさしぶりに聴いてみようと。さがしたら『キアズマ』ありました。

山下洋輔トリオ:キアズマ (CHIASMA)



山下洋輔トリオ:ニタ (NITA)





山下洋輔トリオ:ハチ (HACHI)

『キアズマ(CHIASMA)』は、坂田明さん、森山威男さんでの山下トリオ、1975年、ドイツでの伝説のライヴ・レコーディングなのですね。タイトルにもなっている「キアズマ」の意味は、「遺伝子の交差」を意味する言葉、だそうですが、「減数分裂の前期後半から中期にかけて、相同染色体が互いに接着する際の数か所の接着点のうち、染色体の交換が起こった部位。X 字形を示す」(三省堂「大辞林」)だそう。

「ひさしぶり」としましたが、山下洋輔さんが参加しているというようなものは別として(浅川マキさんとかの)、山下洋輔トリオとしてのものを聴くのは、実は、30年近くぶりかも知れません。そのときに聴いたのがどの作品かも覚えていないのですけれど、当時、小学校高学年とか中学のはじめぐらいで、まったくわからなくて。でも、なんか、これがかっこいいんだろうなぁ、とか思いこむようにしていたような気がします。テレビなんかにも出てらっしゃいましたよね。

きっかけは、いろいろと巡るのですけれど、当時、山下洋輔さんが書くエッセイなどがすごく好きだったのです。初めに読んだのは、「ピアニストを笑え!」。そして、「ピアニストを二度笑え!」も。


坂田明さんやタモリさんともつながった記憶としてあり、ハナモゲラ語も、くわしくなりたいなぁ、などと思ってたのも時折回想。
こんな感じのイメージも強いです。ここでも山下洋輔さんのことにもちょっと触れてたりしますね。

タモリ / 教養講座「日本ジャズ界の変遷」(動画埋め込み不可なのでYouTubeへリンク)

山下洋輔さん、ずっと一線でご活躍ですが、最近もよくお名前を目にすることも多いです。せっかく大人になったので、ライブとかで聴いてみたいです。
ピアニストを笑うな!」という本もだいぶ前に出てるのですね。林英哲さんとのことなども書いてあるみたいで、こちらも読んでみたいなぁと。エッセイなどは、ほかにもおもしろそうなものが、いろいろ出てますね。

興味、課題のメモ、でした_φ(..)

(投稿:日本 2011年4月28日、ハワイ 4月27日)

昨日、ちょっと書き忘れてしまったのですけれど、「キアズマ珈琲」の裏手には、かつて(1954年~1957年)、手塚治虫さんが住んでいたという「並木ハウス」があるのですよね。
で、これが並木ハウスです。二階に手塚治虫が住んでいたと。」(撮影:そうめん様
並木ハウスのこと 1

「並木ハウス」はこちらにはないのですが、先日の写真。
この辺りのお散歩は楽しいですね♪


(追加投稿:日本 2011年4月29日、ハワイ 4月28日)

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コーヒー、いつもは、すでに挽いてあるものを使っていたのですけれど、ちょっと前に、コーヒー豆、ホールビーン状態で、1.5キロぐらいをおみやげにいただいたので、コーヒーグラインダーを購入。
昨日の朝から、挽きたてコーヒーの楽しみがはじまりました。
ハワイにいたときは、いつも、豆の状態で買って楽しんでいたので、ひさしぶりの挽きたてコーヒーの日々になります(それを知ってて、豆のままくれたらしく。

フレッシュなコーヒーを味わいながら、バッハの『コーヒー・カンタータ』、聴いてみました。
(なんだか、クラシック入門続く)

Bach - Coffee Cantata ''Schweigt stille, plaudert nicht'' BWV 211-Final Chorus
邦題:「コーヒーカンター"そっと黙って、おしゃべりめさるな"」
管弦楽のひとたちの演奏の姿、コーヒーが淹れられサーブされる過程、三人のシンガーたちのまっすぐ目線ながら豊かな表情、カップを手にして歌う姿がなんともよいなぁと。



最終唱の「リースヒェンと語り手とシュレンドリアンの重唱」から順番は逆になりますが、先日も書いた、大好きなエマ・カークビーのものをみつけたので。10曲の中の4番目、娘リースヒェンのパート、アリア「ええ! コーヒーのおいしさったら」

Emma Kirkby:Aria: Ei! Wie schmeckt der Kaffee süße
演奏:エンシェント室内管弦楽団
アリア「ええ! コーヒーのおいしさったら」(動画埋め込みができずなのでYouTubeへリンク)

そして、このカンタータの豆知識。背景など調べてみました。
コーヒー・カンタータ Coffee Cantata BWV211:

17世紀、トルコからヨーロッパに上陸したコーヒーは、「1645年にベネチアにヨーロッパで最初のコーヒー店が開業しました。さらに、フランス、オランダ、イギリス、ドイツ、オーストリアと、コーヒー店はヨーロッパ中に」と広がったのですね。
参:全日本コーヒー協会:コーヒー物語:コーヒーと音楽バッハのコーヒー・カンタータ

その頃は、「ロンドンのコーヒーハウスは女人禁制とされ、バッハの生きた時代のドイツでも「女性はコーヒーを飲むべきではない」」とされていたのですね。
参:UCCコーヒー:珈琲コラム:バッハのコーヒーカンタータとコーヒー禁止令(月刊「珈琲人」 2002年09月号より)

バッハは、教会音楽的作品で知られていますが、幅広いジャンルの曲を手がけ、中でもカンタータは、ミサでのものだけでなく、世相を映し出した作品もあるのですよね(「農民カンタータ」、「結婚カンタータ」)。

即興演奏の大家でもあるバッハは、「1734年頃、コーヒー愛好家であったバッハは、『お静かに、おしゃべりめさるな』というカンタータをライプツィヒのカフェで、自ら指揮棒を振り初演」。そして、この詩は、当時の風潮に反発する女性の声をピカンダーが代弁したものなのだと。

日本語訳での詩はこちらにくわしく。
MIDIの小部屋:コーヒーカンタータ BWV.211

全日本コーヒー協会やUCCコーヒーのサイトおもしろいですね。コーヒーにまつわるいろんな知識や情報が。
全日本コーヒー協会サイト
UCCコーヒー:コーヒーのある生活

また、今回いろいろ調べていたら金沢大学では、「文部科学省認定授業「コーヒーの世界」での講義」というものもあったとか(いまはどうなのでしょう)。
コーヒーを生まれてはじめて淹れたのは、たしか、小学校5年生ごろ(思うに5年生でコーヒーってどうなのでしょうか。いまは、そんな感じではないですよね)。祖母に会いにたまにやってくる遠戚のややエピキュリアンなおじさんから教えてもらったのでした。
なんとなく、自分流の淹れ方みたいなものが出来上がってますけれど、いろんな方法がありますよね。本などもいろいろ。

コーヒーの知識といえば、すこし前に、珈琲を極めた作法の動画を教えていただき、なるほど、と。
藤岡弘さんによる「珈琲道」。
NHKスタジオパークで放送されたものなのでしょうか。
藤岡弘さん、やっぱりすごい方!



ご覧になった方からのコメントには、「あんなに毎日悩んでいた腰の持病がこの珈琲道のおかげで治りまし­た」とも…:D うちには、茶筅はないのですが、ちょっと試してみたい気も…

今朝は、コーヒー淹れる前にテレビみてたら、ちょっと寝ちゃいました。朝には、やっぱり、かかせぬのかも。

(投稿:日本 2011年4月28日、ハワイ 4月27日)

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先日のNHK「みんなのうたスペシャル」、放送は夜中だったので、翌日に録画視聴。心に残っている曲の数々に思わず、ひとりで盛り上がってしまいました:D

好きな曲がたくさんある中、時代によって、思い出もさまざま。
1960年代のものも、再放送されて順番でまわってくることもあったりしたので懐かしく、また、1980年代に関しては、思春期に自分が支持していたミュージシャンのものなどもあり、当時も「NHK、さすが!」などと感じていたり、そしてなんといっても、自分がこども時代にみていた作品、1970年代セレクションあたりは、いまだに、そのセンセーショナルさに、ぐっと、きます。
世代をこえて楽しめるすばらしい番組「みんなのうた」ならではで、きっと、年頃によっても感じ方がいろいろあるのでしょうね。
NHK みんなのうたスペシャル:年代別セレクション 曲のリスト

この視聴以来、ずっと頭の中でループ再生されているのは、『空にはお月さま』。詞、映像、イラストがかもしだす不思議な世界が大好きでした。
そして、この曲を歌う少女歌手、星野美樹子さんのちょっと大人びた雰囲気、「ム~ムムム、ム~ムムムム‥♪」、「だからしょうがない~♪お月さまもゆれた♪」がもなんともいえず。



空にはお月さま ムムムム ムム ムムム
水たまりにボウフラ 電信柱にノラネコ 穴の中にミミズ

街には市長さん ムムムム ムム ムムム
鼻の下には おひげ 裏の空き地にカンから 通りにはポスト

ポストに手紙を入れたら 
カンからがカンとなって おひげがふるえて 市長さんが笑って
ミミズをふんづけて ノラネコがびっくりして ボウフラがゆれて

だからしょうがない~ お月さまもゆれた~… ♪


この連鎖、なんだか、やっぱりすごいですね。

いま、幾年もの時を経て、また気になりもたくさん。メモ_φ(..)
星野美樹子さん:
鮎ゆうき(子役時代は星野美樹子/元宝塚歌劇団雪組トップ娘役、現所属:トライベッカGT-Z.)。歌っていたのは、劇団こまどり時代で、NHK『大草原の小さな家』の吹き替え(アリーシャ役)も。
ベルサイユのばら'89 雪組「フィナーレ・ロケットダンス」(動画)
黄昏:あなたもスターになりますか(TBS:1987年)主題歌:主演
「星野」というお名まえも、『空にはお月さま』にぴったりだと思うのですけれど、当時のご本名だったのですね。Wikipedia:鮎ゆうき
作詞:別役実
劇作家、童話作家でもらっしゃるとのことで、詞の不思議世界なドラマに、再び感銘。小室等さんの『雨が空から降れば』、六文銭の『街と飛行船』なども。アニメ映画「銀河鉄道の夜(1985年制作)」では 脚本も手がけられていたとのことで、なんとなくすべてに共通する世界もあるかも知れません。
作曲:宇野誠一郎
数々のアニメの音楽を手がけ「アンデルセン物語」の音楽もだったのですね。これまた、なんとなく納得。好きなのも。
アニメーション:大井文雄

初回放送は、1977年4、5月だったそうです。

『空にはお月さま』、「家族時間~NHKみんなのうたカバー集~
では嶺川貴子さんもカヴァーしているのですね!さらに、なんとなく納得


そして、いまの気分もなんとなく
だからしょうがない~ お月さまもゆれた~… ♪

ものごとは、すべてつながっているのですね。


(投稿:日本 2011年4月26日、ハワイ 4月25日)

2011年5月11日、ニュースで、宇野誠一郎さんの訃報が報じられました。
発表は後日でありましたが、お亡くなりになったのは、奇しくも、このブログを書いた同日の4月26日だったのですよね。
そのときは、そのことがなんだか気になってしまい、だったのですけれど。
宇野誠一郎氏の軌跡、贈りものであった音楽、敬意とともに、あらためて、ご冥福をお祈りいたします。。。

(追記)

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先日、4月21日にお亡くなりになったスーちゃんの、きょうは、告別式でした。
キャンディーズ、こちらでも何度か書いているのですが、あまりアイドルにはまらなかった中でも、大きなお姉さんのようで大好きだったので、なんだかつらくて、ずっと書けずにいました。
過去のキャンディーズ関連

告別式、ほんとにありがとうございました、という言葉を贈りたい、お別れでした。
55年という人生の中で、とてもとても長い年月をプロとして活躍し、仕事への喜びや愛情をもちつつ、最期までプロとして旅立っていったのだなぁと。ご家族や周囲の方もそんな思いをしっかりと受けとめて、見送ったのだなぁと感じました。長い長い年月だった乳がんとの闘いを告げなかったことも。
NHK:かぶんブログ:田中好子さん告別式 ランちゃん・ミキちゃん弔辞
NHK:田中好子さん 肉声のメッセージ

キャンディーズのことを思うと、その時代のいろいろなことを思い出します。幅広い世代の話題にもなるような時代の象徴的アイドルであったからこそ、ですね。音楽面も、MMPをはじめとし、こちらのブログをはじめてから、意識しはじめ、とてもよい作品が多いなと思っていたところでした。
MMP: アラッポ・カーロの備忘録 :キャンディーズ + MMP
スーちゃん作の曲もよいですよね。
アラッポ・カーロの備忘録 :元キャンディーズの田中好子さん(スーちゃん)が亡くなる

音楽面では、ムーンライダーズが参加しているものもありですね。1976年の『夏が来た』(2年前の梅雨明けのときにシングル『夏が来た』については書きましたけれど)。参加メンバーや作家陣もすばらしいアルバム。アイドルのアルバム曲の考え方がかわってきたころらしい作品らしい。
全体に関してはこちらのブログが、1曲づつの説明もありくわしく。
My Favourite CANDIES Part2:『夏が来た!』

その中から、ムーンライダーズものを。

キャンディーズ:さよならバイバイ:
作詞・作曲:椎名和夫、編曲:鈴木慶一とムーンライダース
アルバム曲の中でも3人のコーラスがきちんとあり。最初のソロをとるのはミキちゃん、2番はスーちゃん、そしてランちゃんが「ほんとはみんなウソなの~」と。MRの『お洒落してるネお嬢さん』っぽい音で、当時のムーンライダース的ですね。



岡田徹さん曲よいです。

MOON DROPS:
作詞:堤けい、作曲:岡田徹、編曲:鈴木慶一とムーンライダース
ランちゃんソロ



雨の日に偶然:
ミキちゃんソロ。この曲、好きです。
作詞:堤けい、作曲:岡田徹、編曲:船山基紀



夏が来たら、と思っていたのですけれど、こういう形でにふり返ることになってしまいました。いろいろ思いはありますが、うまくいえません。

(投稿:日本 2011年4月25日、ハワイ 4月24日)

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きょうは月曜、新しい週のはじまり、そして、自分にとってまったく新しい時間のはじまりとなりました。

いろいろなあおりなどもあり、本日からおつとめ形態かわり、またもや変化のおとずれです。あいかわらず、どうも落ちつかないですね。

準備ができているか、いないかという問題だけがあるのですけれど、この最近のいろいろでは、仕事量のこともあり、何となくそうなることも考えていました。
そして、実は、まったく別に、今年は年頭に、これからどうするのが一番よいのかな、とも考えており、いろいろなものを整理、活用し、すこしちがった時間のすごし方をしていこうかとも思っていたところでだったのでした。いつもなんだかんだと対応できてしまうのですけれど、心の準備に入っていたこととか、ちょっと動物の危機察知などとも似ているでしょうか。これも何かの導きと。

「これぞ流浪のひと(の群れ)」(そこまででもないですけれど)な、あいもかわらずの変化に『流浪の民』。
すこし前に決定で、「やっぱりそうなったかぁ」と思ったときに、この曲が降りてまいりました。学校のコンクールなどでおなじみの。

R. Schumann:流浪の民 Op.29,No.3“Drei Gedechte”
作曲:ローベルト・アレクサンダー・シューマン 
うた:テルツ少年合唱団(NHK音楽番組)



やっぱりおなじみは、こちら、日本語でのものでしょうか。
こどものころ、「はなたれて~」、「離たれて」などといって姉ときゃっきゃ笑いころげていたのを思い出します:D
「寿い」、「倨居する」とか、字をみないと意味がわからず、ふり仮名がないと読めず‥

合唱者不明:



『流浪の民』、シューマンということは把握していたのですが、作詞者とか、いままでそういえば意識したことがなかったのですけれど、この日本語詞の雰囲気にはとっても惹かれていたのです。
オリジナル詩はエマヌエル・ガイベル、邦訳は、音楽家でありドイツ文学者の石倉小三郎氏(1881年6月15日 - 1965年10月30日)だそうです。日本語に訳され歌いはじめられたのは、いつごろなのでしょうか。
流浪の民:ドイツ語&日本語歌詞

古めのものでは、録音年、推定昭和10年前後(1935年前後)という、ちょっと貴重な録音もみつけることができました。

流浪の民:東京音楽学校生徒 混声四部合唱
指揮:澤崎定之



そういえば、ツェッペリンの『The Rover』の邦題は、『流浪の民』!なのですね。
やっぱり、このあたりの時代のすてき邦題ネーミングセンスには撃たれます!!
Led Zeppelin - The Rover (Album Version)
流浪の民



[流浪のひと、これから]
しばらくの後は、契約という状態での収入減は確実なので、夏にはハワイもお片づけして、レントアウトしようかと。並行して別の開拓もしなくてはいけません。ただ、いままでできなかったことなどもすこしづつ消化するようなゆとりの時間も、せっかくなので。
棲家については、いまの場所にとっても慣れてるようなので、また、帰国直後の地にもどるということは多分なく、その点は「流浪の民」はやめて、念のため近隣でもうすこしレントが手ごろなところにとも検討してみようと思ってます。家で仕事することが多くなると思うので、そんな環境もふまえつつ。

(投稿:日本 2011年4月25日、ハワイ 4月24日)

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きょう、昨日は、ちょっと近所に出かけた以外はあまり遠出をする気がせず、家のこまごまとしたことをしたり、ひさひぶりに静かな音楽を聴いてすごしたりという週末を(調べたいことやまとめたいこともあったのですけど、なぜかネットもつながらず‥)。

先日からのクラシックの流れで、リュートなど、アーリー・ミュージック。エリザベス期のものを聴きたくなって、そういえば、とりこみとかしていなかったと、トラック名などもつけながら数枚のCDを。(古いCDは、これがひと作業だったりしますね。クラシックの場合、作曲者もタイトルかどこかにもってきたいし、奏者または歌い手の方の情報はもちろんで。古典英語のスペルだったり。どのような入力の仕方がいいのかなぁと考えながら)

そんな作業の中で、何度聴いてもよいなぁと思ったのが、エマ・カークビー(Emma Kirkby) の『Elizabethan Song』。このアルバムで、エリザベサン・ミュージックの洗礼を受けた、ともいってよいような思い出の作品。クリスマスには本や楽譜をプレゼントしてくれていた先生からのある年のプレゼントでした。ここに記すものも、ジャンルがますますランダム…クラシックでもやや一部のマニア的という感じでありながらもなカテゴリー。

エリザベス期のリュートと歌との曲は、ボーカルも感情表現たっぷりのものより、リュートの静かな音色にのせ、すこし抑えた中から伝わってくる静かな情感のようなものにひかれます。でも、そういうヴァージョン、さがしてみると意外とないのですよね。ほかにも聴いてみたりするのですけれど、やっぱりこのバランスが一番だなぁと思ってしまいます。

EMMA KIRKBY:Rest sweet Nimphs
アルバム:Elizabethan Song
作曲:Francis Pilkington



EMMA KIRKBY:I saw my lady weep
アルバム:Elizabethan Song
作曲:John dowland



リュート、エマ・カークビーもので同アルバム以外もな再生リスト。



(投稿:日本 2011年4月24日、ハワイ 4月23日)

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先日、録画した「徹子の部屋」をみていたら、一緒にいたこどもがうれしいそうに反応してましので、『徹子の部屋のテーマ』。



1976年の番組開始時から使われているというこのテーマの作曲は、いずみたくさん。

子、こちらを聴いて、「あっ~、森のくまさん!!」と。
たしかに、似てるなぁと。ちょと、いえ、かなり感心。

こどもがあまり音楽に興味がないとか、でも、どうであるとか、この『徹子の部屋のテーマ』と『森のくまさん』のエピソードなど、ひさしぶりに再会したピアノの先生にもお話し。

「わかってるじゃな~い。やっぱりおもしろい子なのね~」とおっしゃっていただけました。
「やっぱり」とおしゃっていたのには、いろんな意味があるそうで、いろいろとたずねてみたのですけれど、あんなだったこどものわたしをおもしろいと思っていてくれてありがとうございました、とつくづく感じております。

「徹子の部屋」の着メロはテレビ朝日の携帯サイトなどでダウンロードできるよう。
テレビ朝日:徹子の部屋
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

今度は、ロート製薬のテーマ(作曲:津野陽二)も、こどもに聴かせてみようと思います:D 3曲あわせて。こちらは、「森のくまさん」からはすこしはなれてくるので、聴かせる順番にコツが入りそうです。



ロートは、以前にも、高見リサさんや社屋からめて書いてます。
ロート製薬CM 鳩とロート社屋/ Vロート 高見リサ

(投稿:日本 2011年4月24日、ハワイ 4月23日)

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なんとなくすぎてしまう日々と時間を考えはじめている、きょうこの頃。きょうは、ずっとずっと会いたかった方、ピアノの先生と、「積もり積もって地層になった」時間を経てようやくお会いしました。

ほぼ8年ぶり。ひさしぶりでありながら、一緒にすごした時間が長いせいか、ほんのちょっと会わなかっただけのような。いつも思っているひとだからなのでしょうか。

(3月のあの日以来)いつでも会えるかなぁと、そのままになってしまっている方たちに、すこしづつ会っていこうと、このところ思うようになり
人形の夢と目覚め」で目が覚めた日、「会おう」と決めたので、ほぼ20日で実行。今回は、のばしのばしにしなかったことに、自分でちょっと感心。 

連れていっていただいたのは、「キアズマ珈琲」。いつもはコーヒー派ですけれど、ピアノのお稽古の合間は、紅茶だったので、先生とは、やっぱり紅茶だなぁとか思いながら、佐藤錦のフレーバーティー。やさしいさくらんぼの香りでした。
泉麻人 【東京ふつうの喫茶店】 | キアズマ珈琲(雑司が谷)
「キアズマ」という店名は、山下洋輔のアルバム名に由来してるんですね。「遺伝子の交差」を意味する言葉だという。

あっという間に2時間ぐらい。昔とかわらないような時が流れていきました。
いまは、作曲と音楽史を教えてるそう。あいかわらず、かわいらしく、でもそれだけでなく。ぜんぜんかわってないなぁと。こんな時だから、なおさら会いたくて、お会いしたのですけれど、あまりそういう話はせず、でも、なんとなく、そういった考えもわかりあえるような。
(先生には、おもしろいぐらい、わかられてるというか。姉妹をそれぞれにあった全然方法で教えてくれたにはさすがであり、こまっしゃくれた生意気なわたしをよくおもしろがって教えてくれたなぁと感謝しながら)

お茶のあとは、ふらふらと、バス通りに出るまでを寄り道しながら、散歩。そんな気配がしてすいこまれ、井戸もみつけたり。



うとうとと眠りについていたのですが、早く寝ちすぎたせいかへんな時間におきちゃったので、本日の写真を整理。
なんとなくこんな気分かなぁ、と、ショパンの『Berceuse』、くり返し、くり返し、聴いてます。

先日も思ったことですけれど、同じ曲も奏者によって、さまざまで。アシュケナージ(Ashkenazy)の音、よいです。好きになりました。

Chopin (Berceuse Op.57):
演奏:ウラディーミル・アシュケナージ



こちら、すてきな映像。奏者がわからないのですけれど、どなたでしょう。

タグには「のだめカンタービレ」とあるので、関連CDからでしょうか。観よう観ようと思ってのがしてしまっているので、観なくてはです。好きな曲も、たくさん、とり上げられてるみたいです。『Berceuse』もなのですね(映像は「のだめ」ではありません:D



クラシックとのお付き合いは長いのに、「あいかわらず」、演奏者(指揮者も)、うといです…。
子守唄聴いてたのに、もう朝。

(投稿:日本 2011年4月22日、ハワイ 4月21日)

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オフィスからは、外の物音がけっこう聴こえるのですけれど、もうすぐ区議会選ということで、きょうも、選挙カーがオフィスの側を通っていきました。数台通った一台からヴィヴァルディの「四季~春」が。

ヴィヴァルディの「四季」、音楽の授業の鑑賞でも聴くようなクラシックの代表的な作品ですが、何度聴いても飽きることのない好きな協奏曲のひとつです。

そして、この曲で思い出す大好きだったドラマもあり。NHK銀河テレビ小説の「暗闇のセレナーデ」

出演は、大楠道代さん、原田美枝子さん、熊谷真実さん、伊武雅刀さん。みつけたデータベースには名前が出てませんでしたが、内藤剛志さんや岸部一徳さんも。製作は、当時意識していなかったのですけれど、原作、黒川博行さん、脚本は、東多江子さん。
マピオン大百科:銀河テレビ小説:放送作品一覧

当時、高校生でしたが、長い休みに京都にでかけ、好きな小説に出てくる地を訪ねたり、喫茶店めぐりをしたり、古いもの探しなどをしていたので、京都が舞台となり、美大生がストーリーの中心となるこのドラマにとっても惹かれました。出演者もすべて好きな方ばかりで(あんまり高校生が視なそうな系統のドラマ枠ですけれど、銀河テレビ小説は、出演俳優さんやストーリーなど好きでした)。

ドラマに関しては、動画も、写真資料もみつかりませんでしたが、「暗闇のセレナーデ」は小説作品としても出版されているのですね。というか、調べてみつかったのは、そちらの本に関するものの方が多く。ストーリー、まとめてあるようなブログも。
大台突破:『暗闇のセレナーデ』 芸術大学卒の黒川博行
小説が出版されたのは、ドラマののちのようで、元々NHK銀河テレビ小説のために書き下ろした作品だったとのこと。

ヴィヴァルディの「四季」は、この「暗闇のセレナーデ」のテーマ曲でもあり、ストーリーの展開、シーンにあわせ劇中で、とても印象的に使われてました。オンデマンドなどで、ないでしょうか。また視たいなぁと。

「四季」、春、夏、秋、冬、きょうは、いくつかのヴァージョンを聴いてみました。指揮、演奏者によって、かなりのちがいがある中、自分がいいなぁと思うものは、やっぱり最初に出会ったもののイメージなどが強いのかなぁなどと考えてみたり。そんな印象のものを再生リストに。
再生リスト:



所有しているクラシック曲はレコードが多いので、最近は、あまり家でも聴かないのですけれど、ゆっくり読書でもしながら、聴きたいなぁと。そして、名曲喫茶も長らくいってません。平日に、そんな時間もがもてたら‥いいですね。

ちょっと前から気になっているエレキのクラシック、シャープファイブ、「四季」もあったので、こちらに♪

井上宗孝とシャープ・ファイブ :ヴィヴァルデイ「四季」:
「秋」はみつからず。「春」、「夏」、「冬」。







(投稿:日本 2011年4月20日、ハワイ 4月19日)

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ご近所の石垣、また石と石の間から、緑や花が咲く季節になってきました。寒い間は、ちょっと殺風景だったのですけれど、去年と同じように、ヒメジョオンがたくさん咲きはじめました。http://www.blogger.com/img/blank.gif

From Flowers/ Plants


ヒメジョオン、こどもの頃からよく目にしている花なのに、実は名まえを知らなくて、去年のこの季節、Twitterでふとつぶやいて、何人かの方から教えていただいたきました。
そんなこともあったなぁと、この花を写真におさめながら
ヒメジョオン、石垣のお花畑に、またたくさん咲いてます(名まえ、覚えましたよ、今年は) http://twitpic.com/4mmumw
などと、きょうもつぶやいて。

いま、ヒメジョオンの名まえを知ったときのことを思い出し、写真をさがして、日付を調べてみたら、なんと、去年のきょう!びっくり!(いま、ここで書きながら気づきました)
石垣の花畑 http://twitpic.com/1gpmvp」と。毎年4月19日は「ヒメジョオンの日」なのでしょうか:)

去年の写真:
From Flowers/ Plants

From Flowers/ Plants


ヒメジョオンということで、この曲『ハルジョオン・ヒメジョオン』。

ハルジョオン・ヒメジョオン:



曲名にはヒメジョオンもあるのですが、歌詞にでてくるのは、ハルジョオンなのですよね。どちらも似ているので、わたしがみているのは、ヒメジョオンなのかハルジョオンなのか、いまだにわからないのですけれど。

そして、きょうは、この花の名前を知ってから意識して聴くようになった松任谷由実さんののアルバム『紅雀』をあらためて聴いてみました。
アルバム通して、すこし寂しげな季節の静かな海や水辺を思い浮かばせるような風景を感じさせるような。

これまた、数十年ぶりにあらためて読んだ本「ルージュの伝言」の「荒井由実と松任谷由実と私」という章では、このアルバム、アルファを離れたあとの実質的な最初の作品で、いろいろと思い入れのある、一度すべてを出しつくそうという崖っぷちというような思い切りもあった作品だったということを語ってらしっしゃいました。
去年のヒメジョオンまでは、聴きこんだことがない一枚だったのですけれど(レンタルで昔…)、それ、以来、そんな思いなどを気にしながら聴いてみたりしています。感情という「設定」を借りて風景を伝えたい、ということも含めて。
(たしかに、その中に歌われっている思いでは、なくある一節から風景をみているようなという歌ってあるのですよね)

アコースティックギターやピアノ、ストリングス、ホーンなど、バックの音やアレンジが、あらためてよいなぁと感じながら。メモ。

参加ミュージシャン:
キーボード&フラットマンドリン:松任谷正隆、ドラム:林立夫、パーカッション:斉藤ノブ、ベース:高水健司、細野晴臣、エレクトリック・ギター:鈴木茂、松原正樹、アコースティック・ギター:Ted M. Gibson、トランペット&フリューゲルホルン:羽鳥幸次、本田満、杉山ときいち、中沢健次、トロンボーン:岡田澄夫、杉本勝行、数原晋、平内保夫、フレンチホルン:小山亮、山田榮重、冨成裕一、梅田学、サックス:Jake H. Conception、三森一郎、斉藤清、鈴木重雄、砂原俊三、フルート:三森一郎、鈴木重雄、斎藤清、国吉静治、相馬充、オーボエ:坂宏之、クラリネット:Jake H. Conception、ケーナ:小出ひでお、小山たける、ヴァイオリン:日色純一、白井英治、渡辺じょう、篠崎正嗣、大久保淑人、大下茂樹、秋山俊樹、戸田みちよ、斉藤なお、荻野照子、ヴィオラ:外山かつひこ、横井としお、チェロ:前田昌利、阿部雅士、ハープ:山川恵子、コーラス:松任谷由実、David Rankin、Jake H. Conception


作詞・作曲 : 松任谷由実 編曲: 松任谷正隆

1.9月には帰らない
こちらも、山川恵子さんハープですね。曲の終わりのかもめと波音も印象的。



2.ハルジョオン・ヒメジョオン

3.私なしでも
サックス、いいですね。Jake H. Conception。ある意味、ユーミン様式のひとつのような気もする別れをふっきるような明るさ。
http://youtu.be/QS5xsg9jlsg (埋め込みできませんのでリンク)

4.地中海の感傷
地中海って実際に目にしたことがないのですけれど、こんな、うるんだ雰囲気はありそうですね。



5.紅雀
海辺、空でもありながら、「暁にシュプールを描くように」という、気持ち、心のイメージは、ご本人も「ルージュの伝言」でも。
フリューゲルホルン・ソロは、中沢健次さん。
のちに、『紅雀〜暁のシュプール』として歌詞の一部を変えて、リアレンジされて、1993年アルペンスキー世界選手権テーマ曲にもなったんですね。




6.罪と罰
ボッサなテンポながら、サンバな要素も「引き潮」らしい、流れの強さも感じるような。シングル『ハルジョオン・ヒメジョオン』のB面。



7.出さない手紙
曲の雰囲気が、なんとなく、『恋人とこないで』などのイメージも。
http://youtu.be/jBOBnFo7r7o (埋め込みできませんのでリンク)

8.白い朝まで
「都会の公園夜の噴水」、「小雨の朝」、「忍びやか」です。



9.LAUNDRY-GATEの想い出
かつての友人との想い出を歌ったものなのですね。タイトルは実在した立川米軍基地のゲートのひとつとのこと。著書でも語られている、あの曲の子と同じかなぁとも。



10.残されたもの
移りゆく季節、「銀箔の空」なサウンド。「わくらば(病葉)」の使い方が独特な。



[道端の花写真]
だいぶふえて、ジャポニカ学習帳のカバーのようになってきました:D
スライドには枚数が多いのでリンク
Flowers/ Plants


(投稿:日本 2011年4月19日、ハワイ 4月18日)

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昨日の渡辺俊幸さんからの流れで、やまがたすみこさんの『サマー・シェイド』。
欲しいなぁと思いつつ、まだという作品です。昨日、また、数曲聴いてみましたけれど、やっぱりいいですね♪ 自己メモも兼ね…φ(._.

『サマー・シェイド』は、1976年発売、やまがたすみこさん6枚目のアルバム。

夏の香りがしながらも、涼しげで、心地よい潮風を感じるようで、やさしく、すてきなサウンド。
やまがたすみこさんについては、わたしは、完全に後追い、しかも、そんなに前からではないので、デビュー当時のイメージがあるという訳ではないのですが、この作品あたりから、それまでのフォーク的な感じからシティポップへ、という流れなのですね。

作家、アレンジ陣も、先の渡辺俊幸さんのほか、吉川忠英さん、柳田ヒロさん、という面々で、とても豪華。やまがたすみこさん、ご自身も作詞や作曲を。

おとなっぽくありながら、やまがたすみこさんの澄んだヴォイスとピュアさを感じますね。聴いてみた数曲をこちらに。

1. ステキなゲーム 作詞:三森たかし、作曲:山県すみ子、編曲:渡辺俊幸

2. 白い桟橋 作詞:山県すみ子、作曲・編曲:吉川忠英

3. 琥珀色のスウィング 作詞:山県すみ子、作曲・編曲 渡辺俊幸
NHK・FM横浜での公開スタジオライブで。ちょっと、マリア・マルダーっぽいなぁと思ったら、歌詞にも。そういえば、そんな話もうかがいました。



4. 雨の日曜日 作詞:山県すみ子、作曲・編曲:渡辺俊幸
日曜日ソングが多い、やまがたすみこさんの中でも、この曲、大好きです。雨の日曜の朝。



5. 絆 作詞・作曲:山県すみ子、編曲:瀬尾一三

6. 青い径 作詞:山県すみ子、作曲・編曲:吉川忠英
レコードではB面の1曲目。こちらもライブのヴァージョンで。



7. 貸し切りハイウェー 作詞:山県すみ子、作曲・編曲:渡辺俊幸

8. カットグラスの映像 作詞:山県すみ子、作曲・編曲:柳田ヒロ

9. 夏の光に 作詞:喜多条忠、作曲:山県すみ子、編曲:渡辺俊幸
きらきらサウンドが美しくせつない1曲。



10. 11月の風
作詞・作曲:山県すみ子、編曲:渡辺俊幸

近いうちに。欲しいものいっぱいあって、こまってしまいます…

(投稿:日本 2011年4月18日、ハワイ 4月17日)

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きょうは月曜、新しい週のはじまり。気持ちあらたにではあるのですが…昨夜も、すこしうとうとしたら地震。なんなく、まだ、ゆらゆらですね。
午後には、ラジオを聴きながら、「ゆらゆら」と。やじろべえ。
よく遊んだなぁと、工作もしたなぁ、などと回想。

そんなぐるぐるから、頭の中に…
「自分の影をじっとみつめて、パッと空を見る…」



森永チョコベー :)
「きみはチョコベーを見たか」

こどもの頃、この大きな影、どうしてもみたくて、「よく自分の影をじっとみつめて、パッと空をみる…」を試してみたりしたものでした。

いつも心に残っているこどもの頃の思い出CMのひとつ。あらためてみても、なんだか不思議ですね。

森永チョコベーの発売は、1972年(昭和47年)。
CM放送は、1972年~73年あたりだと思うのですが、こどもたち、なんだか、あの時代のこどもの雰囲気ともちがいますよね(姉がちょうどこんな年)。
衣裳も、なんだか昔風。肌着的ランニングシャツ、浴衣、もんぺ…でも、最後の方にアップ気味で映るこどもは、その時代らしく花柄ブラウス、カラーのタンクトップ(このころも呼び方は、ランニングシャツでしたw)。はじまりの部分では、みんな一緒に遊んでます。

あの山に映る巨大な影だけでなく、そんなすべてが、このCMの不思議世界をつくっていたのかもしれません。

こちらは、シールつき編。笛の音も、太鼓の音もちょっとちがいますね。
「チョーコベー、ハーナベー、ターロベー」

「チョコベーにベー・シールがついた。君の名まえもあるか知れない」(←「あるかも知れない」ではないのはなぜでしょう)



チョコベーCM、日本テレビコマーシャル制作社連盟(JAC)の「昭和の名作CM100選」にも選ばれたものなのだそうです。撮影に使われた木造校舎の学校は、茨城県桜川市紫尾小学校(Wikipedia:チョコベー)。

チョコベー、いまは、もうないですね。1970年代菓子、1979年(昭和54年)が最後だったそうです。

ゆらゆらと、ラジオで聴いていたのは、国会集中審議。

(投稿:日本 2011年4月18日、ハワイ 4月17日)

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今シーズンのNHK「連続テレビ小説」、4月4日からスタートした「おひさま」、毎朝、仕事へ出かける前に楽しみにみてます。NHK朝ドラをみるの、ほんとにひさしぶりになのですけれど、このドラマ、すごくいいですね。「連続テレビ小説」第84シリーズの作品で、1961年(昭和36年)に「娘と私」放送開始から数えて50周年となるの記念作品なのですね。

<娘と私>


「おひさま」は、信州・安曇野市と松本市を舞台に、1932年(昭和7年)から現代まで激動の昭和を生きた陽子を描いたお話。物語は、主人公である陽子一家が東京から安曇野へ転居したところから始まります。
時代設定も、主人公の陽子も、かなり好きな雰囲気。出演のみなさんもいいですね。若尾文子さんの語りも:)
たしかに、記念作品にふさわしい、感じがしています。これからの展開にもわくわく。
現在放送しているのは、陽子の女学生時代(どうも、わたし的に傾向として、女学生3人設定が響くようです)。

スタッフ(敬称略):Wikipeida:おひさま (朝ドラ)
脚本:岡田惠和
演出:笠浦友愛、岡田健 ほか
プロデューサー:大橋守
制作統括:小松昌代
出演者:
井上真央、高良健吾、原田知世、寺脇康文、満島ひかり、渡辺えり、斉藤由貴、串田和美、樋口可南子
語り:若尾文子
題字:永石勝、タイトルバック:関和亮
時代考証:天野隆子、信州ことば指導:麻ミナ
医事指導:酒井シヅ、所作指導:若柳彦三衛門
資料提供:中原淳一
音楽:渡辺俊幸

資料は、中原淳一氏のものからだったりするのですね。
このドラマ、音楽がとてもすてき、と気になっていたのですが、渡辺俊幸さんなんですね。

渡辺俊幸:おひさま



渡辺俊幸さんに関しては、以前にも赤い鳥からの流れでふれさせていただいたき(お父さまは、渡辺宙明さん)
過去自己もの:
ハミング・バード いつか青い空に/ 窓に書いた名前(渡辺俊幸)
人造人間キカイダー 挿入歌 (渡辺宙明)
きょうは、いつかと思っていたこともあり、渡辺俊幸さんが手がけるNHKのテーマ・ミュージック、「懐かしいの」ではないのですが、数多いものの一部をさがして聴いてみました。

渡辺俊幸:NHK「新日本探訪」テーマ(オーケストラ) 
演奏:オーケストラアンサンブル金沢
放送とはことなるオーケストラのフル・ヴァージョン



渡辺俊幸:NHK放送70周年記念番組「大地の子」(1995年)



渡辺俊幸:NHK大河ドラマ「毛利元就」オープニング・テーマ(1997年)
このテーマもたしかに印象的でした!やっぱり



渡辺俊幸:NHK大河ドラマ「利家とまつ」オープニング・テーマ(2002年)



テーマ音楽としてはもちろん、そのまま楽曲として聴いてもすばらしい作品が多いですね。
作曲家やアレンジャーとしていた時期に渡米し、バークリー音楽院、ボストン・コンサーバトリーで作曲、指揮も学ばれた渡辺俊幸さんならではのお仕事。
渡辺俊幸さんのワークはこちらにくわしく。
作曲家渡辺俊幸オフィシャルサイト:作品集

浪漫紀行~NHKテーマ音楽集他」というCDがあるのですね。聴いてみたいです。図書館などにあるといいなぁと思いながら。

(投稿:日本 2011年4月17日、ハワイ 4月16日)

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東京では、おとといあたりから20度を超すあたたかさとなり、なんとなく、心は初夏ムードへとも。
「目くるめく夏の午後」には早いのですけれど、美しいハープのイントロ、一人多重コーラスのさわやかな、山下達郎さんの『LOVELAND, ISLAND』モードでした。
CM好きだった思春期のころの記憶として、ちょうど、この時期、夏のビールのCMスタート期だったりしたこともあってでしょうか。

山下達郎さんの『LOVELAN,D ISLAND』は、1981年のサントリービール「純生」のCMソング。
夏ビールCMでも、歌、映像ともに、とても印象に残っている大好きなCMのひとつです。

サントリービール純生 山下達郎:30秒ヴァージョン(1981年)


(後につづくセイコーのソシエは達郎さんではないそうです)

達郎さんファンには周知のことだったりすることなのでしょうけれど、大好きなCMといいつつ、知らないことがたくさんあったりしたので、そんな気づきをメモ ((φ(._.*)

その前に、フルコーラスで。それにしても、よいですね~。すべてが。サックスの感じも好きです。

山下達郎:LOVELAND, ISLAND(ラブランド・アイランド)
作詞・作曲・編曲:山下達郎



『LOVELAND, ISLAND』、もともと、このサントリー「純生」CMのためということで書かれたものだったのですね。
「(CM)映像のブラジルの路上で踊る女性のリズムを見てBPMを算出し、そのテンポに合わせて作られた」という。詞先、曲先とか、ありますけど、こちらは「絵」先だったのですね。
そして、「当初レコード化の予定はなかった」と。とても好評だったため、アルバム『FOR YOU』に収録。
Wikipedia;LOVELAND, ISLAND

“夏だ、海だ、タツローだ!”、こちらも引用で

山下によれば「サンバとマイアミTKビートを合わせたような曲調と一人多重コーラスの世界は、“夏だ、海だ、タツローだ!”という当時のリゾート・ミュージックとしての山下達郎音楽のまさに典型だった」という。

鈴木英人さんのイラストもこの“夏だ、海だ、タツローだ!”のイメージにはかかせません。

参加ミュージシャンの方々は、いわずと知れたといった感じの方々ですが
山川恵子さんのハープのすばらしさ、越路吹雪さんの「越路吹雪 一寸おたずねします (アルバム:1977) 再び」を書いたときに、そうめん様とも話題とさせていただいたのですが、山下達郎さん作品でもキーとなってますよね。
サックスの土岐英史さんは、宮間利之とニューハードでリード・アルトだったんですね。
いろいろと聴いていく際に、さらに意識していきたい感じです。

参加ミュージシャン(敬称略):
山下達郎 : Electric Guitar (Right) & Background Vocals
青山純 : Drums
伊藤広規 : Bass
椎名和夫 : Electric Guitar (Left)
難波弘之 : Keyboardso
浜口茂外也 : Percussion
土岐英史 : Alto Sax Solo
山川恵子 : Harp

『LOVELAN,D ISLAND』はもちろん、アルバム『FOR YOU』、とてもいい作品ですよね。山下達郎さん作品、このあたりも気にしながら、あらためて聴きなおしていきたいです。

(投稿:日本 2011年4月16日、ハワイ 4月15日)

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昨日は、とても風がつよい一日、先週末には満開だった桜も、散ってしまいましたね。桜の季節がおわってしまうのは、ちょっとさみしさもありますが、ひらひらと風に舞う花びらは、とても美しく、夢の中のよう。とってもすてきで、思わず「わぁ~」とニコニコでした。

そんな桜の中を歩いていたら、頭の中で、「いろは歌」が。

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおく やまけふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす ん

漢字を併せると
「色は匂へど散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず」(最後の「ん」がけっこう好きだったりするのですが「京」とされたりもするようですね)。
大般涅槃経の「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」を和訳したものだとも。
などと、日々のことなどいろいろ考えながら。

この季節、なにか、「ちりぬるを」な感じを歌っているようなものはないかなぁ、と、さがしてみたら、すてきな曲がみつかました!
平岩弓枝さん、石井ふく子さんコンビの昭和の名ドラマ「ありがとう」の挿入歌、水前寺清子さんの歌う「ちりぬるをわか」。

水前寺清子:ちりぬるをわか

ちりぬるをわか、なにぬねの~
さびしくなったり、喜んだり~
そのくりかえし、くりかえし

あさきゆめみし、まみむめも~
うれしくなったり、悲しんだり
そのくりかし、くりかえし



劇中の挿入歌のようなのですが、作詞、作曲者がわかりません。
以前にも、「ありがとう」については書いていたりするのですが、ほんとすばらしいドラマでした。
関連自己もの:ドラマシリーズ ありがとう 主題歌 水前寺清子 ありがとうの歌

きっと、ストーリーの流れにあわせ、歌うシーンのものだったのでしょうね。なんとなくイメージわきます。
Wikipedia:ありがとう(テレビドラマ)
には、出演者やシリーズの概要や背景などもあるのですが、主題歌以外の細かい楽曲情報はないですね。
第3シリーズ:魚屋編ではこんなすばらしいロックな挿入歌も。
水前寺清子:魚のロック(1974年)
ガラスのように澄みきった海で育った魚たち、身の潔白を信じてと
心は切なくさけべども、魚は言葉話せない…魚の気持ちがよくわかる…



「ありがとう」挿入歌、すてきなものがたくさんありそう、集めてみたいです。

そして、いまの状況とも重ねあわせて考えてみたりもしてしまったのですけれど…

(投稿:日本 2011年4月16日、ハワイ 4月15日)

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『Temma Harbour(夢見る港)』、いままでは、すてきな曲だなぁと思って聴いていただけなのですが、意識してみるとたくさん知らないことが、たくさんあるなぁと気づいたので、こちらに。あらためて知ったことなど、まとめ。

Mary Hopkin:Temma Harbour 夢見る港(1970年)



『Temma Harbour』、あたたかく、お天気のよい夢の休日をイメージする、まさに「夢の港」(邦題)な曲ですよね。

お日さまポカポカ、レモンツリー、砂浜、波、ヤシの木、魚釣り、ワインに、焚き火、ツリーハウスに、青い海、すこし強い海風と。

一番おなじみなのは、メリー・ホプキンのものだと思うのですが(というか、わたし、つい先日まで、↑こちらしか知らなかったのですが)。

この曲は、メリー・ホプキンがポール・マッカートニーからはなれ、ミッキー・モストのプロデュースのもとリリースした、最初の作品であり、英シンガー・ソング・ライター、フィラモア・リンカーンがオリジナルというものなのですね。

提供が先なのか、ご自身のヴァージョンが先なのかまで、くわしくは、調べきれていないのですが、『NORTH WIND BLEW SOUTH』というアルバムに収録。

波音、かもめ、フルート、ハーバー感あふれるアレンジ♪ とても、すてき!サウンドそのものが、「Sunshine, Shunshine~♪」、詞の雰囲気に、ぴったり。よりドリーミーなのですね。ボッサな要素も。

Philamore Lincoln:Temma Harbour(1970年)



そして、こちら、バックの演奏がヤードバーズ!だとか。
アルバムの曲、数曲聴いてみましたが、すてきなものばかり(ほかにもワインがでてくる詞ありで、お好きなのでしょか)。

この、すてきなフィラモア・リンカーンのヴァージョンを知ったきっかけは、こちら。
こんなカヴァーもあったんだ、と、twiiter、blip上で聴いていたスウェーデンのポップシンガー、アンナ・レナ・ロフグレンのヴァージョン。
さらに、そちらを聴いてらした、かまぼこ板さまから、オリジナルであるフィラモア・リンカーンを教えていただいたのでした :)

Anna-Lena Löfgren:Eine Hütte in den Bäumen (Temma Harbour)(1970年)
きっかけとなった、アンナ・レナ・ロフグレンの



68〜70年のヒット曲をスウェディッシュでカヴァーしたシングルなどを集めたベスト『Minns Du De』というアルバムに収録されてるようです。ほかのカヴァーもよさそうな。収録曲などはこちら参照で。
SONOTA:Anna-Lena Löfgren:Minns Du De

すべて、1970年リリースなのですね。

気になっていた地名"Temma"についてもすこし調べてみました。
オーストラリア、タスマニアの海辺、Temmaを歌っているようですね。ココナツツリーはないかもしれません…フィッシングにはよいかも。


大きな地図で見る

(投稿:日本 2011年4月14日、ハワイ 4月13日)

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今年度、こどもの学校のPTAの係になりました。児童数のすくない学校ということもあり、一度以上は、何かの担当になるような順番になっています。昨年は、転校生ということで、特に係はしていなかったのですが、今年度は、何かやらなくてはいけないなぁと思い、これならなってもよいかなぁというものに志望は出していたのですが、みなさんがあまり気乗りしないという係があり、1時間以上の話し合い(?)でも決まらず、仕事との両立ができれば、何の係になってもよいですよ、ということを前提にそちらの係になりました。
(どうも、そういう決まらない雰囲気がだめなのですよね)

昨日は、初回のミーティングということで、仕事を調整し、午前中、学校へ。
授業参観ではない学校、こどもたちのふだんの様子も、またよいものですね。休み時間とか。

で、2時間目と3時間目の間のちょっと長い休み時間には、音楽が流れることを知りました。
大好きな曲、『わんぱくマーチ』♪
元気よく遊ぶ休み時間のテーマにはぴったりですね:)
実際に放送で流れるのは、インストゥルメンタル・ヴァージョンで短いものなのですが、ひさしぶりに、フルで聴いてみながら、この曲についてすこし調べてみることにしました。

わんぱくマーチ:NHKみんなのうた(1964年)
作詞:阪田寛夫、作曲:ジョゼ・ベルグマン



いざ行けや仲間たち 目指すはあの丘 ♪
足音を響かせて 肩を組んでいこう
やぶの中も恐れず進め へびもとかげも怖くはないぞ
いざ行けや仲間たち 目指すはあの丘

ライオンよ出てこい 二人でにらめっこしよう
イノシシも出てこい 捕まえておみやげだぞ
道なき道をかきわけ 絶壁なんかへのかっぱ

いざ行けや仲間たち 何も怖くない
いざ腕を振り上げて 胸をグンとはれ
森の中はアザミやイバラ 膝小僧がひりひりするぞ
いざ行けや仲間たち 何も怖くない

天狗よ出てこい みんなと鬼ごっこしよう
雪男も出てこい もじゃもじゃのヒゲをそるぞ
道なき道をかきわけ 絶壁なんかへのかっぱ

いざ行けや仲間たち 目指すはあの丘
いざ歌え小鳥たち 声を合わせよう
雲は流れ心はずむ 空は青くて果てしもないぞ
いざ行けや仲間たち 目指すはあの丘 ♪

詞は『サッちゃん』や『山のごちそう』、『おなかのへるうた』『ねこふんじゃった』阪田寛夫さん。
「天狗」や「雪男」が出てきたり、「へのかっぱ」という表現もよいですね。
文末の「~だぞ」などの「ぞ」終わりも、わんぱく!
聴いてると、勇気がわいて、元気がでてきます。

La Guerre des Boutons:



フランス語の歌詞はちょっとさがせなかったのですが(あとでもうすこし調べてみます)、歌詞には「Napoleon」なども。

この曲は、1961年、イヴ・ロベール監督の映画「わんぱく戦争(La Guerre des Boutons)」の主題歌なのですね。原作は、「禁じられた遊び」などで知られるフランソワ・ボワイエ。
この映画、むかしから名画座などの情報でみかけ、タイトルは知ってましたけど、まだ観たことがありませんでしたが、今度、観てみようと思います。

(投稿:日本 2011年4月12日、ハワイ 4月11日)

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きょうで、3月11日のあの巨大地震、津波からは、ひと月という時が流れました。

きょうも大きな余震がありましたが、そういったこととは別としても、東日本大震災、いろんな意味でまだ続いているもののような感じがしてしまいます。

昨日、あらためて、深町純さんの『小さな子供達への唄』を聴き、いろんなことを感じ、考えました(こちらに書くのもすこし迷いましたけれど)。

深町純:小さな子供達への唄(1972年)
作詞・作曲・編曲:深町純



…大きな木の下で 話し合おう
君達の悩みや 明日の希望を
澄んだ瞳を 持ち続けて 育ってほしい…

深町純さんのソロ2枚目のアルバム、『HELLO! 深町純Ⅱ』に、1曲目として収録されている曲です。
(アルバムについては以前にも)
深町純 HELLO! 深町純Ⅱ (アルバム) 歌うこと

「僕は今まで、ずっと言い続けてきたけれど、音楽は全部歌なんだと思う。フュージョンで唄のないものをやったり、ピアノを弾いてきたりした訳だけれど、音楽家が一番やりたいことは唄を歌うことなんだと思う」と、後年おっしゃっていたという深町純さんの思いを感じる1曲。
「大人の世界」は、いま、「君達」にどのようにうつっているのかなぁと。

藤島新さんもカヴァーしているのですね!
藤島新さん、いいですよね

藤島新:小さな子供達への唄(1973)




(投稿:日本 2011年4月11日、ハワイ 4月10日)

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