買ったものの中には、音ははっきり思い出せないのだけれど、聴いてたシチュエーションや場所、雰囲気は、はっきり覚えてるというものがあります。そんな数々、変換して、また聴いてみようかな、とか、思いつつ日々は過ぎ。動画、探してみると、稀に、「こんなのもあがってるんだ!」というものもあったりするのですよね。先日、そんなひとつを発見。ということで聴いてみました。

ペイルココーン:黄金時代
所有の盤のライナーノーツみてみました。
Pale Cocoon (ペイルココーン)、ピアノ、シンセサイザー:Mar、ヴォーカル、シンセサイザー:244、ギター、バック・ヴォーカル:S
リリース年:1984年



ペイルココーンは、インディーズの方で、金沢のユニット。何かでレコード評をみて入手したのだと思います(余談:ウェブ検索だと、板橋しゅうほうさんという方の同名SFコミックがほとんどですね。こちら、復刊など熱望されてる方が多いようです)
正直、音は、あまり覚えていなかったのですけれど、聴いていたときのイメージが妙にはっきりと、とう作品のひとつです。遅めの午後、でも、まだ夕方というには、早いような時間、当時、住んでいた六本木7丁目の部屋。郵便が届いて、針をおろしたときのイメージがあるからなのでしょうか、そんな関連から、六本木西公園や近所の路地なんかも回想。

当時、高校生だったのですけれど、姉と2人で暮らし(週末には家(本宅?)へ)。趣味費捻出方法のために料理や家計の技を駆使。弛みない努力:D 果てしなく、いろいろ聴いてたのですね…。
もともと沿線に住んでいたので、六本木WAVEには、オープン以来(1983年)、学校の帰り道に、ちょこちょこ立ち寄っていましたが、この六本木住んでた時代が、最も足しげく通ってました。その他、ちょっと気になると、インディーズの直販ものなんかも、現金書留なんかで、入手していたり。レコードや音楽絡みカルチャーものの買い物、活動も、自分の中では、一番盛んだったのだと思います。どっぷりインディーズも聴いてみたり。夜には、Ink Stickとか、ちょっとおされなとこにも行ってたり。志向としては、ややばらばらw

毎日何をしてたのか、ふり返り。
学校→WAVE→帰宅。夕飯買い物・用意、その他家事
学校→ビルの抜け道(開発該当ビルのではなく)→六本木西公園。ボゲーってとする(近所の知仙という串かつ屋さんの料理人もボケーっとしてる)→路地散歩→帰宅。本読む、レコード聴く
学校→友だちと映画など立ち寄り
あまり「勉強」という記憶なく。

昨日、首都高(渋谷線)あの辺り通ったので、あたりの気配、ちら見でチェック。「あれれっ、あそこ、もしかして空き地になった?」と。なんだか気になったので、ちょっと検索。新しいビルの計画が進行中なのですね。調べたところ、さすがに大規模の再開発というほどの大きさではないようですけれど、あのビルも、いろいろと事情があったようで、住んでた当時から独特の雰囲気をかもし出していましたが(2000年以降は、もっと独特な感じになってたようですね。あだ名も)。
あの界隈、7丁目(旧龍土町、材木町、香霞町一部)、これからどうなるのかなぁとすこし気になってます。六本木の中では、変化はあるものの、比較的そのままになっているのかなぁと、思ってたのですけれど。その中の光景はいろいろと記憶に。細い通りは懐かしい佇まいのお家も多く、ねこさんも多いところ。
周辺風景のブログみつけたので、こちらに。このリヤカーの上に鉢植え、なんだか昔もあったような。
非天然色東京画:六本木界隈1
当時から、たしかにこんな感じでしたけど、たしかに、キュウリ漬け、おいしかったです、大八ラーメン。ここもとっくにありませんよね。
昔の話 六本木の大八ラーメン
抜け道系路地で、鬼太郎のフィギュアなどが置いてある家があったことも記憶。そちらは、そうなってしまっているのでしょう…

1980年代中期、といえば。
ちょっと前に、金沢ソーシャルから中継された常盤響さん出張レコ部、いつもと赴きがちがっていたのですけれど、そのときにお話になっていた諸々、渋谷系前、さらにもっと前、といった関連が、なんだかとってもおもしろく、というか興味深く、勝手に大反応。音楽好きなことがおしゃれであったとは言い難い部分もある時代、とか(こういう感覚、その後やいまはどうなのでしょうかね)。トークショーのようで、かなり楽しませていただきました。そして、数ヶ月前になりますけれど、BlueMarbleのショック太郎さんと田中雄二さんによる「1985年」というような80年代中期お題のUstのトークもあって、あんなスタイルも、また、ぜひ、などと思っていたりする、きょうころの頃です。

(投稿:日本 2011年5月1日、ハワイ 4月30日)

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