昨日は、電話帳からの気になり、小学生の頃から数十年というものについて、書いてみたりしたので、同時期から気になっているもうひとつの「わたしの人生の中で、解決しておきたい小さなこと」。

こちらも、こどもだったゆえにメモなどとっておかなかったので、詳細がわからず。
でも、当時、どうしても、見に行ってみたい、この絵をみながらお湯につかってみたい、と思った、銭湯のペンキ絵。

1978年、BOSTON(ボストン)の『Don't Look Back』が大ヒット。わたくし、当時10才。

音楽雑誌(もしかするとテレビかも)で取り上げられ、都内(多分)の○○湯に、ボストンの『Don't Look Back』アルバムのジャケットのペンキ絵が!とレポート取材。

その銭湯のペンキ絵、アルバム・ジャケットの見開き、そのものでした。
ジャケットのオリジナル・イラストは、GARY NORMAN。このアルバムは、音だけでなく、このギターUFOのイラストがとっても素晴らしかったのですよね。草原にクリスタル(氷柱?)というのも。
(ジャケ写、ささっと撮ったので、あんまりきれいに撮影できてません…)



たしか、そこの銭湯の息子さん、というか次期店主がロック好きだったとか、そんな感じでだったと思うのですが、どうしても行ってみたいと思いつつ、小学生だったので、遠方の銭湯まで出向く、という行動力がなく、そのまま見送ってしまったのです。これ、いまだに後悔してます。そして、銭湯のなど長き未解決問題のひとつ。

同ペンキ絵はなくとも(あったらとんでもなく嬉しいでけど、おそらく、そこまで、同じ絵柄をキープしてるとは思えず)、せめて、どこの銭湯だったのか、いまもその銭湯はあるのか、ということが知りたいのです。

もし、どなたか、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてくださいませ。

定期的に聴きたくなる大好きな曲、聴くたびに(もしくはUFO系のこと考えるとき)、いつもこのひっかかりをなんとかしたい!とも…。

Boston:Don't Look Back
ギター、いつ聴いてもかっこゆす~



せっかくなので、ジャケット観賞とともに、小学生当時あまり気にしていなかったことチェック。


あらためて、知る:
「No Synthesizers Used. No Computers Used」
さまざまな音源を何重にも重ねた多重録音ながらも、リズムボックスすら一切使用せず、曲のテンポは全て「手拍子」で測り、、膨大な時間と労力を費やしたミックス作業の産物だったのですね。シンセサイザーやコンピュータ使用せず。
(レコーディングのものの演奏は、実はほとんどトムだったというのはきいてた気がします。トムはMITなのですね、しかも、ギターは大学のときからと、そんなに早くなく。ピアノは小さな頃からだったそうですが)
このことは、有名だったようですが、こどもだったので、お風呂屋さんのペンキ絵は気になっても、その辺りは気にしてなかったようです。当時から多重録音にはかなりやられていたのですが。

そして、あらためて、なぜ、この銭湯のペンキ絵がそこまで気になってるのか考えてみたのですが、もとから、ペンキ絵が好きだったというのもきっとあるのですよね。

いまは、銭湯も少なくなり、ペンキ絵の職人さんも、わずかなのですよね。そんなことを心の中で、さみしいなあとか思ってたりするのですが、活気あるイベントも行われてきたりしているのですね。

吉祥寺・弁天湯のライブ・イベント「風呂ロック」:
こちらも銭湯経営者の孫さんからスタートしたものなのですね。やはり風呂屋と音楽シーンは密接なのですね。(現在は、震災の影響もあり、風呂ロックイベントは休止しているようです)

銭湯絵師、中島盛夫さんオフィシャルページ
数少なくなってしまった銭湯絵師の中島さん。

そのもとで修行されている女性、田中さんという方もいらっしゃり。



この動画中に銭湯の件数推移があるのですが、『Don't Look Back』の1978年ごろでも、都内の銭湯、2000軒以上あったんですよね。わたしも、家風呂があっても、よく祖母に連れてたり、遊び感覚で姉や友だちと銭湯に行っておりました(育った場所柄というのもあるかもですけれど)。

現在住んでる辺りにはなんとか残ってるところもあり、数軒、行ってみたことはあるのですけれど、すこし範囲を広げて、銭湯巡りもしてみたいところです。

(投稿:日本 2011年5月20日、ハワイ 5月19日)

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