昨日、一昨日でディズニー・リゾート小旅行、ディズニーランドに行ってきたので、ディズニー関連の曲、『Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)』。

こどもの頃、姫系は物語は読んだり、観たり、ただし、お姫様の絵を描いたりする方ではなく、どちらかというと、物語の城の絵を描いたりすることが多く、「いつか王子さまが…」というような子ではありませんでした。

でも、それも、この曲でかわったのです。『Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)』は、姫ものソングに目覚めるようになった思い出の曲。この曲とのあらためての出会い以来、ディズニーのプリンセスたちの歌が大好きになっていったのでした。

きっかけとなったのはこちら、ビル・エヴァンス(Bill Evans)のもの。
10代の頃、ピアノの先生から聴かせてもらったのが、開眼の出会い。

Bill Evans:Someday My Prince Will Come



この映像、ロンドンでのライブ(1965年)も大好きでよく見て、聴いてます。



わたしのピアノの先生は、英語に親しむようにと、音楽以外に英語の学習も一緒にしてくれており、初めて一緒に読んだ英語の絵本が「SNOW WHITE(白雪姫)」。それで、先生のうちで、この曲を一緒に聴き、すてきだなあ、と。
いま思い返しても、本当にすてきな先生を持った自分は幸せだと、つくづく。

その後、すこし経ち、高校生ぐらいになってから、いろんなひとがカヴァーしているんだ、ということに気づき、ジャズでのスタンダード・ナンバーとして、興味をもつようになったのでした。

『Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)』は、ディズニー・アニメ、映画「白雪姫」(1937年) のために、作詞:ラリー・モリー、曲:フランク・チャーチルによりにより作られた曲。映画で白雪姫の声をつとめるアドリアナ・カセロッティよって歌われたものですが、多くのアーティストによるヴァージョンがありますね。

とても多くの方がカヴァーしているので、こちらには、ジャズでの代表的なものを中心に。
この曲をジャズで初めにカヴァーしたのは、デイヴ・ブルーベックなのですね。子供が持っていたディズニーの曲の作品集に直感を受け、1957年、『デイヴ・ディグズ・ディズニー』に収録。

The Dave Brubeck Quartet:Some Day My Prince Will Come(1957年)



こうして、デイヴ・ブルーベックがとり上げたことにより、ミュージシャンの間で話題となり、コード進行がジャズにもぴったりということで、さまざまなカヴァーが生まれたそうです。
(参考:Wikipedia:いつか王子様が
ジャズにあうすてきなワルツっぽさも、そのひとつでしょうね。

Miles Davis:Someday My Prince Will Come



Chet Baker:Someday My Prince Will Come



Oscar Peterson:Someday My Prince Will Come
1965年のライブ映像。



こちらはオリジナル。

「映画では、この歌が映画のなかで最初に出てくるのは57分56秒のところで、そこでは白雪姫が小さなパーティーのあと小人たちのためにおやすみの歌を歌う。後で白雪姫がパイを作っている時に出て、最後に王子が白雪姫を連れて行く時にはより形式的なヴァージョンでもう一度出てくる」ということで、これはパイ作りシーン。



アメリカ映画協会の「映画史上で最も偉大な100曲」の19番となっているそうです(このリストよいですね♪)。
いま、とても、この曲を弾きたい気分です。ピアノ…ない…

(投稿:日本 2011年6月12日、ハワイ 6月11日)

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