きょうも、また、昨日からのつづきで『First Hawaiian Bank presents: Jack de Mello, his orchestra and chorus in concert』(3枚組)からのものを。
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Jack de Mello
Adios Kealoha (演奏指揮:Jack de Mello)

一番はじめに書いたものでも触れたのですけれど、このアルバムには、ハワイ王朝テーマというか王族へのリスペクト的楽曲や夢のハワイがテーマのものなど、まさにハワイ紹介スペクタクル・サウンド、といった企画なのですけれど、中には、多人種が暮らす地ならではの民俗芸能音楽(フォークロア)も楽しいものが組まれています。

日本の曲や韓国『アリラン』などに加わり、フィリピンをオリジンとした『Rice Planting Song』というものも。

Jack de Mello:Rice Planting Song (Magtanim Hindi Biro)



聴いてみたら、あぁ、この曲、耳にしたことがある、というものだったのですけれど、住んでいたころは、あまり気にしたことがなく、でも、中々に興味深かったので、きょうは、その『Rice Planting Song』のメモ ((φ(..。)

レコードにあった、解説によると、ハワイでは、20世紀の初頭に広まったフィリピンのフォークソングだそうで、そのタイトルどおり、「田植え」テーマの歌。フィエスタの際に踊られるもので、フィリピンらしく、スペインの影響もあるようなサウンド。
デ・メロのアレンジも、まさにそんな感じのイメージを打ち出した感じですね。

ほかにも、どんな感じのものがあるのか、ちょっと聴きたくなったので、さがしてみました。
原題では、『Magtanim Hindi Biro』、または、『Magtanim Ay Di Biro』というのですね。

ちょっとすてきなヴァージョンみつけました。
英語とタガログのミックスでマニラでレコーディングされたRCA Victor(USA)からのもの(正確な録音年は不明)。米国に住んでいるフィリピン人をターゲットにし、リリースされたようですね。
歌っているのは、フィリピン歌手で、アメリカでも活躍した歌手のケイティ・デラクルーズ(KATY DE LA CRUZ)。 "The Queen of Filipino Jazz"ともよばれていたとか。
とてもよい感じ♪(埋め込みできないのでリンク)

PLANTING RICE (Magtanim Hindi Biro) -KATY DE LA CRUZ (Very Rare)

MAGTANIM AY DI BIRO:
よい感じのフォークダンスな振りつけで
(そういえば学校のスタジオにもこういうフィリピンのダンス用の竹の棒あったなぁとか思い出し)



[ちょっとホームシック]
『First Hawaiian Bank presents: Jack de Mello, his orchestra and chorus in concert』聴いていたら、本格的なハワイものや美しい映画のようなサウンドだったりするので、なんだか、ついつい、ちょっとハワイ・ホームシックになってしまいました。
ということもあって、きょうは、ハワイものはなんとなく書けず、ハワイでポピュラーなフィリピンものなのでした。
今回入手したものでは、ウェブリー・エドワーズ(Webley Edwards)のハワイ・コールズでおなじみの方々の『Fire Goddess』という一大スペクタクルな世界の作品などもあるのですけれど(これもそのうち書くと思います)、どうしても、夢のハワイ的なものでステージが目に浮かぶようなものを聴くと、自分が歌やパフォーマンスなどもしていたときの気分になり、こんな風にしたら楽しいだろうなぁとか、想像もふくらみワクワクなのと同時に…。
これからは、なるべくさらっと聴くよう留意したいと思います :D

などと考えながら、そろそろ、もうひとつのブログの方での旅のまとめも、けじめ的にしなくてはなぁと思ってますw

(投稿:日本 2011年8月29日、ハワイ 8月28日)

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