先日、ふと、みつけた、こちらのサウンド☆ ちょっと、というか、かなり、まいってしまっています。
YAMASUKI(YAMASUKI SINGERS)のアルバム『Le Monde Fabuleux Des』。

はじめに聴いたのは、この曲。『Yama Yama』。
何度聴いても、いいのですよねぇ…
コーラス・サウンドとかなりオーヴァー気味のドラム、チャカポコなギター、そして、シャウト。

Yamasuki: Yama Yama (1971年)



日本語らしいのだけど、何を言ってるのかわからぬ不思議感…

1970年代初頭という時代の雰囲気もたっぷり。ロックミュージカルなどにあるような独特の躍動感と魂のさけび的なメッセージを感じるサウンド。

Yamasuki:Kashi Kofima
「タベルコトナイ、ダレカ、ナニモ…」、「トテモ、トテモ、テキトーバカリ…」でしょうか…



Yamasuki:Yamasuki
「ここに七つの形。イヤー!!七つの叫びをしますから形をとってください。嬉しいー!」この部分はどうやら日本語らしいです。「きらい」って聞こえるのは、きっと「気合!」ですかね。
(この動画主、センスありますね。こどもコーラスとこの映像の雰囲気)



ほかにも気になり曲たくさん。

"Yamasuki"、何者?と…調べてみました。

日本語の情報、まったくないという訳ではなかったのですが、どうもこちがかなり詳しそうということで、こちらのサイトを拝見(英語)。
rainbowcurve:Yamasuki: Le Monde Fabuleux Des Yamasuki (1971)

Yamasuki(ヤマスキ)のアルバム、『Le Monde Fabuleux Des Yamasuki』(『Yamasukiの素晴らしい世界』っていう意味ですね)は、1971年に、二人のファンク・プロデューサー、Jean KlugerとDaniel Vangardeによってつくられたのもの。レコーディングは、ブリュッセルのようですが、"BIRAM"レーベルでリリース。ボイスは、こどもコーラス、叫び参加の男性は、黒帯の柔道マスター、クレジットされてないものの、Claude Lombardも参加。

"the pseudo-Japanese"なということで、基本的には、「なんちゃって日本・なんちゃって日本語」なのですけど、ときに意味をなしている部分もあったり、意図されていないものをあえて解釈してみるのもよい感じで。YAMASUKI どこかただのおふざけではサウンドのかっこよさはすばらしいです!
ちょっと調べてみたら、日本の方で歌詞を聴き取りされてる方もいらっして:)
Soul No.9:レコード通信 10 Yamasuki

収録曲、動画にある程度あったので、再生リストつくっちゃいました。
(でも、これ、アルバムでほしいですね。少々プレミアがついてしまったるので、いつか出会えることを祈り。いくつかはmp3ダウンロードもあり)

YAMASUKI 再生リスト:



Jean KlugerとDaniel Vangarde、このふたり、日本ではあまり知られるまでいたらなかったのかもしれませんが、ダンス・ミュージック中心に、いろいろとおもしろいことしたり、ヒットなどもあるみたいですね(いろいろと興味でてきたので、たぶんつづき書きます)。

この中での『YAMASUKI』には、振り付けもあるようで、ダンス、つくっちゃったようです。1971年3月には詳細わからないのですが、おそらくYAMASUKI企画でのダンスイベントみたいなものもあったようですね。こちらのサイトには振りつけ入りのレコード裏ジャケ(うち袋かな?)が。
GIBLETS:Let's Get Physical

Jean KlugerとDaniel Vangarde、つづく。たぶん。

(投稿:日本 2012年6月20日、ハワイ 6月19日)

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